2012年1月22日:パート2

 午前11時過ぎ。 地元に向かう新幹線車中からのメッセージ。 何度も書いているように、参院自民党改革の試みは見事に失敗した。(無念) 最後には、無様な結末が待ち受けていた。(ため息) 誰のせいでもない。 全ては、自分自身の未熟さが招いた結果だ。

 それでも、前執行部がスタートさせた「画期的なシステム」の幾つかは、踏襲されているようだ。(ホッ) 残念ながら、(時間の経過とともに)「開かれた実力主義」の風潮は、「改革逆行圧力」(=先祖帰りモーメント)に押されて、少しずつ骨抜きになっていくだろう。 そうだとしても、あの「ちっちゃな革命」には意味があった。 そう信じたい。

 参院自民党改革派、特に一昨年の議員会長選挙の原動力になった「山本・世耕チーム」は、安倍晋三元総理に足を向けて寝られないと思っている。 何しろ、議員会長選挙は、ギリギリの接戦(40対40)だった。 詳しいことは書かないが、あの時、安倍元総理が参院改革の必要性を理解してくれなかったら、あの選挙には勝てなかった。 もっとハッキリ言うと、安倍元総理の支持がなかったら、中曽根議員会長は誕生していない!(断言) そう思うよね? 世耕さん!

 中曽根議員会長から、電話で「マスコミ報道で、一太さんたちの動きを知った。ぜひ、議員会長選挙に立候補したい!自分も候補者として考えて欲しい!」と意欲を伝えられ、最初は消極的だった世耕氏を(ある約束をもとに)説得し、仲間を回って状況を説明し、中曽根候補擁立の動きを作り上げた張本人(=山本一太)が言うのだから、100%、間違いない!(笑)

 ふと思う。 参院自民党の中で、この事実(=安倍元総理の後押しが、中曽根体制発足の大きな力になったこと)を本当に分かっているひとが、どれだけいるだろうか、と。

   
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