2011年12月20日

 昼過ぎ。 新幹線で上毛高原駅に向かっている。 本日午前8時40分から、参院予算委員会・民主党筆頭理事と会った。 野党側から22日に申し入れている参院予算委員会集中審議について話し合った。 え? 参院で問責決議を突きつけた大臣の出席なんて、認められるわけがない。 夕方以降にもう一度、連絡を取り合い、結論を出すことになるだろう。
 
 それにしても、野田政権が国会を無理矢理に打ち切った理由がよく分かる。 延長になっていたら、今頃、野田総理は予算委員会でボコボコにやられていたに違いない。 原発事故収束宣言の答弁で立ち往生し、日韓首脳会談の外交敗北(慰安婦問題)で追いつめられ、消費税増税をめぐる党内の不一致を突かれて、窮地に陥っていたはずだ。 落ち続けている内閣支持率は、さらに急降下したかもしれない。 「金正日総書記の死去」という重大ニュースへの対応も、首を傾げざる得ない点がある。 だいいち、国内治安を担う警察のトップであり、拉致問題担当閣僚でもある山岡大臣が、会議に出ていなかったというのは、一体、どういうことなのだろう?! 東アジアの安全保障を大きく左右するかもしれないこの重要な局面で、辞めることが確実な防衛大臣が自衛隊を統括し、様々な疑惑を指摘されている国家公安委員長が警察を指揮するのだ。 この異常事態を生み出した野田首相の責任は極めて重い。
 
 午前10時に、上野賢一郎前衆院議員が訪ねて来た。 「野田内閣は、連休前に必ず解散総選挙に追い込む。しっかり、再戦の準備をしておいたほうがいい!」と話しておいた。 午前11時からは、党本部の政調会長室で、茂木敏充政調会長と打ち合わせ。 「総合エネルギー政策特命委員会」の今後の方針について話し合った。 特命委員会の中間報告は、来年の2月くらいをメドにしたい。
 
 昨晩、久々の「YS懇談」をやった。 自民党の現状、参院の惨状、今後の政局等に関して、ホンネで語り合った。 来年の自民党総裁選挙も話題に上った。 当面、同じ目的に向かって行動することになるだろう。 詳しい議論の中身は書かない。 が、山本・世耕の認識が完全に一致している点を、ひとつだけ記しておく。 それは、「既存の派閥の長が自民党総裁になることはあり得ない!ましてや、総理になる可能性はゼロ。自民党が自滅の道を選ぶワケがない!(笑)」ということだ。 その理由は、(言うまでもないことではあるが)どこかで徹底的に解説する。 来年のある時点から、毎日、「魂を込めた言霊」を飛ばすことになるかもしれない。 目的はハッキリしている。 古臭い派閥の締め付けや、表舞台に出る度に自民党のイメージを悪くしている長老の圧力で、「本当は応援したくない人物」「完全に時代から取り残されている政治家」を推すような愚行に走る同僚議員を、1人でも減らすためだ。(キッパリ)
 
 上毛高原駅が近づいて来た。 この続きは、次回のブログで。
 
追伸:来年早々に、ささやかな「山本・世耕基金」を立ち上げる。 先ずは自分たちが生き残ることに全力を尽くす! その上で、「参院のために何があっても再選してもらわねばならない人々」に対するサポートを考え、実行する。 YSコンビが選ぶ「参院自民党改革派議員リスト」(第1次推薦グループ?(笑))も発表する。(笑・笑) あくまで、ポジティブリストだから、いいでしょう?! 
 
 
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