2011年12月18日

 間もなく午後6時。 東京に向かう列車の中で、重いパソコン(MacBook)を引っぱり出した。(ふう) 本日は、終日、高崎市内の挨拶回り。 相変わらず、高崎担当秘書の機動力はスゴい! 無駄な時間は、全くなかった。(ニッコリ)
 
 昼は、福田達夫氏(元首相秘書官)と熱いソバを食べながらの懇談。 2人きりで話すのは久しぶりだ。 約1時間半、群馬の政治情勢等について意見を交わした。 細かい会話の中身は書かない。
 
 参院自民党の発信力がいかに低下しようと、与野党攻防の主戦場が「野党が過半数を握る参院」であること、加えて、参院審議のハイライトが参院予算委員会であることは「紛れもない事実」だ。 その意味で言うと、参院予算委員会(最前線)の部隊長とも言える自民党筆頭理事は「極めて重要なポスト」だと再認識した。 参院執行部の一員でも、党幹部の1人でもないが、予算委員会の質問者の人選、さらには政府・与党に対する攻撃戦略の決定に、かなりの影響力を持つことになるからだ。

 「参院予算委員会筆頭理事は花形ポストだ。その証拠に、衆院のカウンターパートは、総理候補の石破前政調会長ではないか!参院予算委員会の3人の理事と20名の委員が、自民党の命運を握っている!」 無理にでも、そう思うことにした。(笑)
 
 「私は政審会長をクビになりました。もう、党の幹部じゃありません。かなり前に経験した常任委員会のいち筆頭理事ですよ!(苦笑)」なんて、謙遜するのは金輪際、やめにする。 来年1月に通常国会が始まったら、節目節目で記者会見をやり、参院予算委員会の審議を少しでも盛り上げようと決めた。 衆院予算委員会の理事だって、しょっちゅう会見をやっていたもの。 
 
 記者会見や懇談を通じて、自民党の質問者チームの狙い、それぞれのバッターの質問の中身や意図、政府を追求するポイント等を逐一発信し、個々の質疑がメディアに取り上げられる可能性を、ほんのちょっとでも高めたい。 それでも、野党は目立たない。 マスコミ向けの会見や懇談をやったところで、報道される確率は低いだろう。 が、何もしなかったら、何も起こらない。 参院自民党はさらに埋没する。 1センチでも先に進もうとする努力が大事なのだ。
 
 あ、間もなく東京のアナウンス。

追伸:
1.明日の午後3時30分。 参院予算委員会筆頭理事としての「最初の発信」を試みる。 マスコミには、明朝、通知する。 最初は、2、3人でもいい。 通常国会が始まれば、必ず「ヒットを飛ばす」チャンスが巡って来るはずだ。

2.参院の歴史をよく知る親しいメディア関係者が言った。 「山本一太は、もともと大臣待ちの盲腸ポストだった参院政審会長を変えた。一太さんが辞めて、もとに戻っただけですよ!」と。 参院予算委員会の筆頭理事も、新しいポストに進化させればいい。 ちょっぴり、やる気が沸いて来た、な。 
 

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