2011年12月15日

 朝の新幹線で高崎に向かっている。 本日は終日、地元日程だ。 伊勢崎、桐生方面を中心に、年末の挨拶回りをやる。

 野田総理がTPP交渉参加問題について「二枚舌」を使った際、どこかのメディアで、「これで野田政権の運気は完全に落ちた」と発言した。 「内閣支持率の下落は止まらないだろう」とも。 この予測は的中した。

 たとえば、「国会を出来るだけ早く閉じて、外交で得点を稼ぐ」という野田首相の戦略に、早くも赤信号が点っている。 中国側の延期要請でケチがついた野田総理の訪中は、25、26日で何とか調整がついたようだ。 そりゃあ、官邸も必死だろう。 日中首脳会談が出来なければ、一連の首脳外交戦略の目玉がなくなってしまうのだから。(苦笑)

 が、しかし、日本政府が模索していた来年1月の野田総理の訪米は、米側の都合等でなくなった。 これは、野田首相にとって、手痛い計算違いだと思う。 北京での日中首脳会談で胡錦濤国家主席と握手をしてみたところで、内閣支持率が上がるとは思えない。 

 何といっても、野田政権の最大の誤算は、日本大使館前の慰安婦像設置問題が、今月中旬の日韓首脳会談の主要テーマとして浮上してしまったことだろう。 日本のリーダーとして、ここで毅然たる態度を取れなければ、野田内閣は(支持率アップどころか)「さらに評判を落とす」可能性もある。

 あ、間もなく高崎駅のアナウンス。 次回のブログに続く。  

  
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