2011年11月13日

 11月15日の参院予算委員会で、自民党を代表して質問に立つ。 午前9時から、約1時間半の質疑になる模様だ。 15、16日は総括質疑ということで、NHKのテレビ中継が入る。 山本一太に続いて、被災地選出の岩城光英政審会長、政策通の宮澤洋一政審会長代理が登場。 その後には、疑惑追及の最強コンビ(森まさこ氏と西田昌司氏)が控えている。

 野党質問の最大のポイントは、長々と持論を展開しないこと。 これに尽きると思う。 テレビ画面に映った自分をカッコよく見せようとか、自らの知識をアピールしようとか、そんなことを考えた途端に、戦闘力が激減する! 野党質問の目的はただひとつ。 政府与党の問題点を明らかにすることだ。 政府の政策の誤りを厳しく指摘し、間違った政策を修正させる。 その過程で、総理や閣僚を立ち往生させ、政府与党に政権担当能力がないことを証明し、政権交代のキッカケを作る。 これ以外にはない。 これに対して、総理や閣僚は、野党の激しい攻撃を凌ぎ、反論し、追及を乗り越えて進化する。 これが民主主義のプロセスでしょう。

 ましてや、参院予算委員会の総括質疑は参院独特の片道方式。 閣僚答弁の時間はカウントされない。 あくまでシンプルな言葉で、分かりやすい切り口で、総理や閣僚に迫る。 その中で、総理や閣僚の「踏み込んだ答弁」をひとつでも多く引き出す。 このことに集中したい。 「変に利口ぶらない」「難しいことは言わない」と自分自身に言い聞かせながら、「一太流の質疑」を展開する。 あ、そうか! 利口ぶろうと思っても無理だ、な。 もともと頭脳明晰じゃないもの。(笑)

追伸:先日、親しいメディア関係者と3人で夕食会をやった。 参院役員人事の内幕を、包み隠さず話した。 一緒に怒ってくれたのは、嬉しかった。 大丈夫、もう、前向きに考えてますから!(ニッコリ)

 そのうちの1人が言った。 「山本さんは、言語能力が飛び抜けて優れている。こんなスピードでブログを書ける政治家、他には見あたらない。言葉にもインパクトがあるし、かなり戦略的に考えて発信してる。瞬間的に寸止めのラインを見極めている。そこはスゴいと思う!」と。
 
 え? こんなにボキャブラリーが少ないのに?! 頭の回転もちっとも早くないのに?! お世辞だと分かっていても、ちょっぴり勇気づけられた。(笑X2) 火曜日は、この言葉を信じて、質問席に座る。 質問はあくまでシンプルに、独りよがりにならないように...。    


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