2011年11月6日

 次の参院選挙まで2年を切っている。 自らの直感や世の中のバイオリズム、その他のあらゆる要素から考えて、次回の選挙は「ギリギリの勝負」になる。 山本一太が当選出来るかどうかは、半々だ。 予知夢に出て来た選挙速報で、「このひとまで落選?!」と驚いた議員たちが、本当にいなくなってしまうのかどうか? それは分からない。 が、現職の顔ぶれは、かなり変わる。 そのことだけは、間違いない。(断言)

 だからこそ、この戦いには、(歯を食いしばって)何とか生き残りたい! そして、誰が本当に勝ち残るのかを見極めたい。 そうすれば、5年後の参院選挙の結果も見届けられる。 自分の理論が正しいことが、嫌でも証明される。 2年後を乗り切るまで、「あらゆる激情」は、胸の奥深くにしまっておこう。 「宇宙戦艦ヤマト」ではないが、「直滑降ブログ爆発の日まで、あと600日」だ。(笑)

 報道によると、野田総理が10日にも、「TPP交渉への参加」を決断するらしい。 翌日(11日)の衆参予算委員会でのTPP集中審議を睨んでのことだろう。 同日の夜には、APEC出席のために日本を発つ。 当然、APECで「日本政府は、TPPの交渉に参加する」と正式表明する。 

 推進派の民主党議員たちは、「野田総理はとっくに決心している。最後まで反対なんて出来るわけがない。え?TPP反対派の離党?!今、党を出ていく議員なんて誰もいない。離党するとしたら、山田前農相+数名じゃないか!(笑)」と話している。 

 民主党内の反対勢力は、完全に侮られている。 歯牙にもかけられていない! いや、むしろ、多少は抵抗してくれたほうが、「野田総理の英断をアピール出来る」くらいに思われているんじゃないだろうか?(苦笑) TPP賛成派の某議員は、こうも言った。 「野田総理のTPPに対する意欲は、回り中に伝わっている。ここで怯んだら、野田内閣の支持率はガクッと落ちる。だから、この問題での後退はあり得ない!」と。

 TPP交渉に参加することについて、閣議決定は必要ない。 野田総理は、民主党政権のトップだ。 ここまで来ると、対米重視をアピールしたいがための「拙速な判断」を止める術はない。 国民は、この参加表明を「内外の抵抗勢力を押し切っての英断」と見るだろうか? このことは、野田内閣の支持率を後押しするだろうか?

 TPP支持派の某政治家の説が正しければ、「世論は野田総理の決断力を評価する。反対派でも離党する議員はほとんど出ない。内閣支持率は上昇するし、経済界も、これを契機にハッキリ、民主党政権の応援に回る!」ということになる。 他方、マスコミ関係者の大方の見方は、「多少は支持率が上がるかもしれないが、急上昇はしない。小泉政権時代の郵政問題とは違う」というものだ。 

 いずれにせよ、参院予算委員会(総括質疑)は、野田総理のTPP交渉参加という国際公約の後だ。 この場で、総理と政府の姿勢を厳しく質す。  ミルクティーを一杯飲んでから、次の日程に向かう。

追伸:参院自民党では、山本一太からの食事(又はお茶)の誘いに乗る新人議員を「隠れキリシタン」と呼ぶ。(笑) 少人数でお茶を飲んだだけで、派閥の先輩から嫌みを言われるらしい。 大丈夫、何をしても、ブログには書きませんから。 「まっすぐ」が心情の若林健太参院議員だけは別だ。 全く気にしていないもの。 スッキリしてるよなあ。(グッ!)   

 
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