2011年10月29日:パート5

 今日、あるひとからこう言われた。 「一太さんのブログ、やっぱり注目度が高いですよ。うちの政治部記者から聞いておいてくれと言われました。今回の参院人事で一番悪かったのは誰なのかって!(笑)」

 執行部から外されたことで、誰かを恨むようなことはない。 特定の政治家を悪者にしたいわけでもない。 誤解されないように、事実として残しておきたいことを記録している。 それだけのことだ。(笑X2)

 腹筋+背筋+ランの「運動メニュー」をこなした。 走りながら聴いたのは、今日もkaty perry(ケイティ・ペリー)のアルバム。 もう最高だ、な。(ニッコリ)

 熱いシャワーを浴び、ポテトサラダでビタミンを補給した。 間もなく午後11時。 野菜ジュースを一杯飲んで、「真実のドラマ」を続ける。

 中曽根会長から、突然、「政審会長を辞めて欲しい」と言われたのは、連休の週末だった。 週明けには、小坂幹事長の辞任記者会見が行われることになっていた。 そうした中での出来事だ。 もしかすると、中曽根会長は、小坂氏と同じ日に「山本一太にも辞任発表をさせたかった」のかもしれない。 

 まさか、小坂氏が中曽根会長に、「3人の役員のうち、幹事長の自分だけが辞職したら面子が保てない。その時は、山本一太も一緒に辞めさせて欲しい」などと頼んだはずもないが(笑)、あまりに意味深なタイミングだった。

 「政審会長を降りて欲しい」と切り出した中曽根会長の言葉に、「ハイ、分かりました」とは、どうしても言えなかった。 自分の口から最初に出たのは、「理由は...何ですか?」というフレーズだった。 中曽根会長の返事が曖昧だったので、こう聞き直した。

 「議員会長、大変申し訳ないのですが、今のご返事だと納得出来ません。私は、政審会長というポストを、そんなにいい加減な気持ちで受けたわけではありません。だから、もっと率直に話していただけませんか?」

 そのまま、言葉を続けた。「私の政審会長としてのこの1年間の仕事に満足していないということでしょうか?そうだとしたら、すぐに辞めさせていただきます!」 中曽根会長の答えは、「けっして、そんなことはない。政審の存在感や発信力を大きく高めてくれた。期待以上の成果を残してもらった。皆の評価も高い。他に同じことが出来るひとは、とても見当たらない」ということだった。

 そこで、こう聞いた。 「ということは、政審会長を交代させろ、山本一太も辞めさせろという声が参院自民党内にあるということでしょうか?あるいは、3派からそうした要求が出ているんでしょうか?もしそういう状況があるなら、仕方がないと思います。この場で身を引かせてもらいます!」と。 中曽根会長は、「いや、そういう要求は一切ない!党内にも、そんな声は上がっていない」と、ハッキリそう言った。 

 「ところで、私の後任はどなたを考えているんでしょうか?」とも聞いてみた。 中曽根会長の反応は、「現時点では、全く考えていない。誰が後任になろうと、山本一太の真似は出来ないだろう」というものだった。

 釈然としない思いを抱えながら、もう一度、聞いてみた。 「そうだとすると、なぜ、私を政審会長から外されるんですか?」と。 中曽根会長の「いや、役員全員に一年ごとに代わってもらうという考え方もあるかなと思って...」という言葉に、再び、別の疑問が湧いた。 「ということは、脇国対委員長も交代するということですね?」 中曽根会長から戻って来たのは、「いや、脇さんには残ってもらう。国対は慣れた人じゃないと、なかなか出来ないから!」という言葉だった。

 その言葉を聞いて、こう言わずにはいられなかった。 「脇さんは優れた国対委員長だと思います。が、役員を1年ごとに交代させるというなら、3役全員を変えるのが筋だと思います。それに、その理屈だと、国対は重要だけど、政審はどうでもいいということになりませんか?脇委員長は必要(合格)だけど、山本政審会長は不要(不合格)だと言われている気がします!」 「そんなことはない。政審も重要だ」と言う中曽根会長の言葉が空しく響いた。 そこで、改めて次のように申し上げた。

 「中曽根会長、本当に申し訳ありませんが、今、おっしゃったような理由で政審会長を辞めるというのは、私には納得出来ません!ぜひ、再考をお願いします!」と。 あ、お湯が沸いた。 ほうじ茶を入れて、と。 少し指を休ませてから、ブログの続きを書く。 


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