2011年9月28日

 昨晩は、3人の友人(政治家、ジャーナリスト、音楽関係者)と会食した。 政局から音楽ビジネスまで、幅広い話題で盛り上がった。 何て魅力的なひとたちだろう。 スゴく楽しかった。

 ここからは、前回のブログの続き。 中曽根弘文・参院自民党議員会長は、30日の特別総会で「新たな役員人事案」を提示し、総会の承認を求める。 前回の特別総会で提案した現執行部の留任案は、小坂幹事長続投への異論が出たために、まとめ切れなかった。 

 こうした状況を受け、小坂幹事長は辞任すると発表した。 「何とか混乱を治めて、結束して欲しい」という思いからだ。 中曽根議員会長は、(前回の総会での意見も踏まえて)小坂幹事長の交代を正式に決めた。 金曜日には、新しい幹事長候補を含む「新しい執行部人事案」を総会に諮ることになる。   

 万一、中曽根会長が金曜日の総会に示す「新たな人事案」が認められなかったとしたら、それは中曽根会長を「信任しない」と言っているのに等しい。 たとえば投票による決着になったとする。 そこで人事案が否決されたら、中曽根会長は潔く身を引く覚悟だろう。 自分はそう信じている。 すなわち、30日に示される人事案を否決することは、中曽根議員会長を辞任に追い込む(=派閥の命令に従わないから引きずり降ろす)ということだ。 総会に出席する全員の方々に、「中曽根会長の決意」だけは伝えておきたい。 そのことを踏まえて、一人一人に「独立自尊の判断」下していただきたいと思う。 

 何度も言っているように、中曽根議員会長は、「派閥の不条理な圧力」には、絶対に屈しない! そんなことをするくらいなら、(たとえ負けたとしても)「信念を貫いて」撤退したほうがマシだと思っているに違いない。 ここまで来たら、投票でも何でもやって、きちんと決着をつけたほうがいい!! 参院自民党に所属する全員の意志で決めてもらう。 勝てば続投するし、負けたらスッパリやめる! それが一番、分かりやすい。 

 いわゆる「中曽根降ろし」を画策している3派の(?)方々にも、こう申し上げたい。 お互いに、変な小細工(小賢しい策略)はやめようではないか! 中曽根会長は、もう肚を固めている。 誰々が「中曽根議員会長の解任を求める決議」を検討しているとか、某派閥の会長の指示で「後任の幹事長に溝手氏の就任を求める署名」を始めたとか、すでに00名の署名が集まっているとか、そんな情報を流しても、こちらの決意は1%も揺るがない。 だいいち、署名自体に意味がない。 中曽根会長の新しい人事案を承認するかどうかが、事実上の信任投票なのだ。 参議院の良識と良心が試される金曜日の特別総会で、堂々と結論を得ればいいではないか!!

 この続きは次回のブログで。


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