2011年9月27日:パート2

 本日の某新聞の朝刊に、「小坂幹事長が辞任を表明」という囲み記事が掲載された。 大きな扱いにはならなくても、ここまで続けて記事が出ると、さすがに衆院のほうでも「参院自民党役員人事」への関心が高まって来たようだ。 このブログも、ひと役、買っているらしい。 昨日から今日にかけて、複数の有力な衆院議員から、同じことを言われた。

 「今回の派閥のごり押しは、いくら何でも見苦しい!イメージも悪い。最後は、中曽根議員会長を批判している人たちも、会長の人事案を認めざる得ないんじゃないの?」「万一、投票か何かで決めることになったとしても、大丈夫だろう。無記名なんだから、絶対、良識が働くと思うけどなあ!」

 こう答えた。 「いや、残念ながら、そんなふうには収まらないと思います。むこうだって、覚悟を決めてやってるんですから!え?全員の意志で決めることになった場合?!それは、どうなるか分かりません!参院の良心は信じていますが、良識が働くこともあると思うし、働かないケースもあると思います!予断を許さない勝負になるんじゃないでしょうか!」

 ここまで来たら、「対決」を恐れてはならない思う。 小手先のことをやっても、収束しない。 この場面では、フォークも、カーブも、チェンジアップも、ナックルもダメだ! 覚悟を決めて、真ん中高めに150キロのストレートを投げ込む。 それで勝負をつけたほうがいい!

 何度も言うが、このブログは、誰かに相談して書いているワケではない。 誰にもコントロールされていない。 ここで発信していることは、山本一太という政治家の個人的な意見だ。 それを断った上で、勇み足だと叱られることを覚悟で、言わせてもらう。 

 30日の特別総会で、中曽根議員会長が新しい人事案を提示する。 参院自民党に所属する人々がこの人事案を承認するかどうかは、中曽根会長を信任するかどうかと同義だ。 自分はそう考えている。 中曽根会長は「退路を断って」総会に臨むはずだ。 この件については、次回のブログで。   


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