2011年9月12日:パート2

 午後4時過ぎ。 前原から東京に向かう新幹線の車中にいる。 黒い鞄から、お気に入りのMacを引っ張り出した。 「自民党総合エネルギー政策特命委員会」による美浜原子力発電所の視察には、関西電力の社長、副社長も同行。 とても丁寧に対応してくれた。 

 それだけ、最大野党である自民党の原子力政策の方向性を気にしているということだろうか?! それとも、「ブログに変なことを書かれたら困る」と思ったのかなあ?!(笑) いずれにせよ、視察をやって、本当によかったと思う。 今日の感想は、改めて書く。

 さて、ここからは、「参院自民党特別総会、役員人事で紛糾!:その8」の続き。 言うまでもないことだが、このブログに書いていることは、全て、山本一太の個人的な意見だ。 役員人事を提案するのは、中曽根議員会長。 その人事案を特別総会で了承するかどうかは、参院自民党のメンバーが決める。 

 中曽根会長がどんな決断をしようと(たとえそれが自分の主張と違ったとしても)、受け入れる気持ちに変わりはない! 何があろうと、最後まで一緒に行動する。 その姿勢も微動だにしていない。 そのことを前提にして、今日も「思ったこと」を書かせてもらう。 参院自民党の仲間たちに、自分の見方や考え方を、きちっと伝えておきたいからだ。

 先週から今週にかけて、新聞各紙に「参院自民党役員人事をめぐる内部対立」を取り上げた記事が、ポツリポツリと掲載された。 国民の関心が低いこともあって、どれも比較的小さな記事だった。 自民党本部人事と絡めた内容が多かった気がする。 

 先週末には、幾つかの新聞が「中曽根会長、小坂幹事長交代の意向を固める」と報じた。 そうかと思うと、昨日の読売新聞には、「中曽根議員会長が小坂幹事長に会って『(小坂氏の留任を求めた)人事案を変えるつもりはない』と話し、小坂幹事長が『会長に任せる』と答えた」みたいなことが書かれている。 中曽根会長が参院町村派(清風会)の会長である谷川秀善氏に会って、「小坂氏の続投に理解を求めた」とか、谷川氏は逆に某大臣経験者を後任幹事長に推薦したとかしないとか...???

 どの話が、どこまで本当なのかは分からない。 ひとつハッキリしているのは、慎重な中曽根会長が、こんな話を外に漏らすはずがないということだ。 すなわち、全ての情報は、中曽根会長が会った(?)相手側から発信されている。(苦笑) 

 ちなみに、「中曽根会長が小坂幹事長交代の方針を決めた」という新聞報道にも、2種類ある。 ひとつは、「ただし、反対派は(小坂幹事長さえ変われば)後任人事には介入しない方針。ポスト目当ての造反だと思われることを嫌っているからだ」と分析する記事。 他方、最初から「後任の幹事長には、00氏と00氏をあてるべく党内で調整が行われている」という趣旨の記事を繰り返し掲載する新聞もある。

 自分が強い違和感(=不快感)を憶えるのは、ここに来て、参院自民党の内紛(?)を取り上げたほとんどのちっちゃな記事が、「小坂幹事長の後任として、00氏と00氏の名前が上がっている」「後釜として、00議員と00議員を推す声がある」(全て同じ名前)と書き始めたことだ。 つまり、誰かが意図的に(一生懸命)同じ情報をマスコミに流しているのだ。 これって、スゴくおかしいと思いませんか?!(怒)

 うーむ。 だんだん腹が立って来た。(ムカムカ) 過激なことを書いてしまいそうだ。 冷たい紅茶で、少し心を落ち着けよう。 この続きは、「参院自民党特別総会、役員人事で紛糾!:その10」で。 


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