2011年9月11日:パート2

 昨日(土曜日)の早朝、テレビ番組(「サタデーずばッと!」)で、福山哲郎・前内閣官房副長官と会った。 この番組、ニュース報道の時間帯は、スタジオでのやり取りが休憩になる。 この間、司会のみのもんた氏、ゲストコメンテーター、番組スタッフが、スタジオの外にある会議室(待合室?)に移動して、お茶を飲みながら懇談する。 毎回、この20分(テレビでは言えない本音が出る空間)が面白いのだ。  

 生放送のスタジオを出たところで、福山参院議員と言葉を交わした。 「一太さん、参院自民党のほうも大変そうですね?大丈夫なんですか?」「ちょっとガタガタしてますが、最後はちゃんと収まると思います!」

 福山氏は、こうも言った。 「今回の参院自民党の動き(役員人事をめぐる問題)については、一太さんのブログが一番詳しい、最も正確だって、あちこちから、言われましたよ。いや、何回も、言われたなあ。」と。 「まあ、新聞もテレビも、この件はあまり報道してませんから、ね。ちゃんと書いているのは、私のブログくらいだからでしょう!」と答えた。

 福山氏は、つい先日まで総理官邸(政権のど真ん中)にいた。 その前副長官がこういう認識だとすれば、このブログに書いたことは、民主党の中枢に届いているということになる。 すなわち、民主党が「参院自民党の状況を分析する上で、直滑降ブログの情報を(少なくとも)参考にしている」のは、間違いないと思う。 ふうむ。 もしかすると、山本一太のブログは、民主党政権で思った以上にマークされてたりして?! いや、そんなワケ、ないか!(笑)

 いずれにせよ、福山哲郎氏のこの言葉を聞いて、直滑降ブログという「ちっぽけな発信装置」が、ずっと閉鎖的だった参院自民党と外界を結ぶツールになり得ると確信した。 参院自民党の内部で、今、どんな動きがあるのか?! この内紛(?)の本当の意味は何なのか?! そのことを正確に伝えることが出来るのは、(もしかすると)このブログしかないかもしれない。 そりゃあ、そうだ。 これでも、参院自民党の主要プレーヤー(当事者)の1人だもの。 耳に入って来る1次情報のボリュームが違う。

 そうだとすると、益々、情報発信を続けなければならない。 もともと、自分が参院自民党の役員人事をめぐるゴタゴタについて書いているのは、大事な仲間であり、同志でもある参院自民党のメンバー全員に、「何が起こっているのか」(今回の騒動の背景や経緯)を、出来るだけ正確に把握して欲しいからだ。 何人かの新人議員のひとたちにも、こう言われている。 「政審会長、正直言って、私たちは、何が何だかよく分からないんです!」

 もちろん、このブログに書くことは、個人的な見解や分析だ。 感情も入っている。 でも、自分はウソはつかない! 不器用だから、事実をねじ曲げることも出来ない。 卑怯な計略も使わない。 そのことだけは、多くの仲間に伝わっていると(勝手に)信じている。

 ここ数日、新聞各紙に「参院自民党役員人事に関する記事」が掲載された。 次の幹事長候補として、具体的な議員の名前が上がっていることに、強い違和感を憶えている。 次回のブログから、「参院自民特別総会、役員人事で紛糾(?)」のシリーズを再開する。     


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