2011年9月10日

 午後8時過ぎ。 何人かの新聞記者から電話があった。 鉢呂経済産業大臣の辞任についてだった。 「一太さんが、今朝のテレビ番組で言ったとおりになりましたね!」

 民主党政権の体質は変わっていない。 野田内閣の支持率は、予想以上のスピードで「急落パターン」に突入するだろう。 年末には、それこそ「崖っぷち」に立たされている可能性がある。

 結局のところ、今の不安定な政治システムを再構築する方法は「解散総選挙」しかない! 政治をリセットした後なら、「大連立」も現実な選択肢の1つになると思う。

 いずれにせよ、「民意の裏付けのない政権」に、国家的危機にある日本の舵取りが出来るはずがない! それは、野田総理自身が、2年前の著書で明言していることだ。 「民意を問わずに、1年ごとに総理を変える自民党はダメだ!」と。 

 急がば回れ! 「国難の時に選挙なんてやっている暇はない」のではなくて、「国難だからこそ、一刻も早く民意で選ばれた強力な政権を作らねばならない」のだ。 野田政権が求心力を失っていく過程を見ながら、国民もきっとそう思うようになる。 それも、思ったより早く!

追伸:夜。 世耕弘成氏と電話で話した。 誤解が解けてよかった。(ニッコリ) こちらも、早とちりで申し訳なかった。 でも、自分が怒った理由は分かってもらえると思う。 ここが正念場なのだ。

 政治家には、それぞれ意見がある。 え? 自分の行動は、自分で決める。 そして責任を取る。 他人には左右されない。(キッパリ) 


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