2011年9月8日:パート2

 夕方。 東京に戻る新幹線の車中からのブログ。 朝から地元(富岡方面)を回った。 午後2時からは、高崎市内で行われた「群馬県商工会議所議員大会」に出席。 来賓として挨拶した。

 菅直人前総理は、浜田総務政務官の起用について、記者会見で「国際的なつながりがあることを考慮した」という趣旨のことを言った。 参院予算委員会でも、「(浜田氏から)自分は国際的知見を持っているので協力したいという話が伝わって来たので、受け入れることにした」(つまり、浜田氏が自分から売り込んだということだ)と答弁している。

 だからこそ、質問主意書で(政府に)「浜田総務政務官の就任以来の外交的実績及びそれに対する政府の評価」を聞いたのだ。 その答えが、「浜田総務大臣政務官は、東日本大地震復興対策本部員として、同本部会合に出席する等により、国際協力の分野を含め、東日本大震災からの復興のための施策の推進等に寄与しているものと認識している」だって。(ガクッ) 

 この文章を何度読んでも、具体的に何をやったのかは、全く分からない。(笑) 特に、最後の部分の「..に寄与しているものと認識している」というフレーズが、スゴく投げやりだ。 「...と認識している」って何?! シンプルに「寄与している」と書けばいいではないか!(笑X3)

 8月18日に(参院議長経由で)政府(総理大臣宛)に提出した質問主意書と、8月26日に政府から(やはり参院議長経由で)戻って来た答弁書の全文を、下記のとおり(そのまま)掲載する。
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質問第264号

浜田和幸大臣政務官に関する質問主意書
右の質問主意書を国会法第74条によって提出する。
平成23年8月18日
             山本一太

参院議長 西岡武夫殿

<浜田和幸総務大臣政務官に関する質問主意書>
平成23年6月27日、菅直人内閣総理大臣は総務大臣政務官の入れ替え人事を行った。 それについて以下のとおり質問する。

1.平成22年9月21日に任命された内山晃、逢坂誠二、森田高、三政務官の所掌事務を示されたい。

2.平成23年6月27日、総務大臣政務官は内山氏から浜田和幸氏に代わったが、同年8月4日の参議院総務委員会で片山善博総務大臣は、「総務大臣政務官は従来3人いるけれど実質2人になる」と菅総理から連絡を受けたと答弁している。逢坂、森田両政務官の所掌事務は従前どおりか示されたい。

3.浜田政務官の所掌事務を示されたい。

4.浜田政務官の具体的実績及びそれに対する政府の評価を示されたい。

5.浜田政務官は就任以来、衆参両院の委員会に何回出席し、何回答弁したか、委員会名及び日付とともに示されたい。

6.菅総理は、浜田氏の起用について、平成23年6月27日の記者会見で国際的にもつながりがあることを考慮した旨発言し、また同年7月7日の参議院予算委員会でも「国際的な協力関係について自分はいろいろなそういう知見を持っているので協力したい」という話が伝わり、受け入れることを決定したと答弁しているが、浜田政務官の就任以来の外交的実績及びそれに対する政府の評価を示されたい。
 
 右、質問する。
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 この質問書に対する政府の答弁書の全文は、次回のブログで紹介する。 あ、間もなく東京駅という車内アナウンス。 
  

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