2011年8月19日

 午前10時30分。 議員会館事務所に戻って来た。 午前9時から党本部で行われた政策会議の冒頭、石破政調会長から、こんな話があった。 

 「衆院で『郵政改革に関する特別委員会』が強行に設置された。極めてけしからん話だが、自民党としても対応を考える必要がある。ついては、休止していた党の『郵政事業に関するプロジェクトチーム』を再稼働させたいと思う。座長は、以前のとおり、林芳正政調会長代理にお願いしたい。チームの人選は、林座長にお任せする。」 この件については、昨日、石破政調会長から電話で相談を受けていた。 参院のメンバーは、参院執行部で人選することになっているからだ。 参院政審会長としての意見は、しっかり言わせてもらった。

 「郵政事業に関するPT」の事務局長を務める赤沢亮正氏は、党の「マニフェスト作成委員会」の事務局でも汗をかいている。 今回の郵政PT再開は、赤沢氏の進言によるものらしい。 マニフェストに郵政問題をどう書き込むかについて、党内できちっと議論する場を作ったほうがいいという配慮のようだ。 赤沢氏は信頼出来る政治家。 郵政問題を議論するためのPTを再び立ち上げることには、反対しない。 最初の活動(?)として、2009年12月に成立した郵政株売却凍結法案を廃案にする法案の作成に着手するとのことだった。

 が、しかし、郵政民営化の在り方をめぐっては、(大きな流れは決まっているものの)党内にも温度差がある。 すなわち、扱いを間違えると、党内で大きな火種になる可能性があるということだ。 というか、この問題に関しては、自分にも覚悟がある!(キッパリ) PTの運営は、くれぐれも慎重にしてもらいたい。 政策通で、安定感のある林座長だから心配する必要はないかもしれないが、バランスのいい人選をやって欲しい。

 いろいろ考えた末、石破政調会長と林芳正政調会長代理に電話して、こうお願いした。 「参院側のメンバーとして、ぜひ、世耕弘成幹事長代理を入れてもらいたい!」と。 世耕氏は、もともと郵政事業に関するPTのメンバーだった。 あの当時、やはりPTの一員だった小泉進次郎氏なんかも、加えておいたらいいんじゃないかなあ。

 あ、某週刊誌が取材にやって来た。 次回のブログに続く。

追伸:石破政調会長が、記者会見で「今回の党総合エネルギー政策特命委員会の法案取り纏めのプロセスは、これまでの自民党に見られない画期的なやり方だった」と言ってくれたって。 この言葉は嬉しい! 苦労した甲斐があった。(ニッコリ)   


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