2011年8月1日:パート2

 間もなく午前零時。 東京の部屋にいる。 夕方、河野太郎氏から電話があった。 「あ、一太さん?再生可能エネルギー法案の修正ポイントを記した紙が出回ってますよ。自民党と公明党の某議員の間でまとめられたらしい。関係団体の間でも、『これが自公の修正案だ」みたいな誤った憶測が広がっている。私のほうからは、『自民党の方針は、まだ決まっていない。これから山本特命委員会で修正の議論をやる』と説明してます。特命委員長である一太さんのブログで、法案修正の中身はまだ決まっていないと書いてもらえませんか?」

 「分かった。必ず、今夜中に書くから!」と即答した。 さらに、河野氏にこう聞いた。 「太郎ちゃん!その修正ポイントが書かれたとかいう紙は持ってる?あ、メールで届いているんだ。じゃあ、オレのところにも送ってくれるかなあ。アドレスは00だから。あ、世耕さんにも、渡しておいてください!」

 先ほどメールをチェックしたが、「修正ポイント案」は、まだ届いていない。 恐らく、電話で伝えたメールアドレスが間違っていたのだ。(ガクッ) 明日、衆院で出回っているという修正ポイントの紙を読んでから、もう一度、ブログを書くことにしよう。

 ところで、この話を聞きつけた世耕弘成参院議員(党総合エネルギー政策特命委員会事務局長)は、かなり怒っていた。 次のような会話を交わした。

世耕:「特命委員会でこんなに一生懸命、しかも丁寧に議論を積み重ねているのに、なぜ、そんなに前のめりになってるんでしょうか?誰がやってるんですかねえ?勝手に修正協議なんてやられたら、党内に特命委員会を作った意味がないじゃないですか!」
山本: 「世耕さんの言うとおりだ。こんな話ばかり耳に入って来ると、この法案、無理してお盆前に成立させなくてもいいんじゃないかという気になって来るよね。そうじゃなくても、参院は慎重意見が多いのに!」
世耕:「ホント、そうですね!」

 ちなみに、明日も午前10時15分から「総合エネルギー政策特命委員会」をセットしてある。 「脱原発」を主張する2人の有識者(山田孝男・毎日新聞社編集委員と吉岡斉・九州大学副学長)を招き、自民党のこれまでのエネルギー政策を検証する。    

 その後は、いよいよ法案修正の党内議論に入る。 特命委員会事務局の論点メモを示した上で、8月4日(木)、8月5日(金)と平場の議論をやる予定だ。 

追伸:
1.明日は会議の火曜日。 朝8時から、急遽、厚生労働部会がセットされた。 「子ども手当の修正」に関するオープンな議論が行われる。 これはかなり重要な会議だ。 午前9時30分から役員会、午前11時から総務会、昼の参院自民党執行部会と続く。

2.次回の「直滑降ストリーム」には、民主党の馬淵澄夫衆院議員(前首相補佐官)を呼びたい。 先ほど、ツィッターでもお願いした。 明日、事務所に電話して、出演してくれるかどうか聞いてみよう。 いつものとおり、直球で行く。

    
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