2011年7月24日:パート4

 午後11時。 東京の部屋でMacBookAirの電源を入れた。 先ほど、腹筋と背筋の後で、30分走った。 熱いシャワーが心地よかった。 SADEの「THE ULTIMATE COLLECTION」を聴きながら、キーボードを動かしている。 さすがは30年間の音楽活動の集大成。 SADEの全てが詰まっている珠玉のアルバムだ!!(感動!)

 先日、参院の同僚議員がつぶやいた。 「ところで、浜田和幸政務官、何やってるんだろうねえ?全く目立たないけど!」 他の議員が答えた。 「総務大臣も『自分の知らない人事だ。何をやるのか分からない!』みたいなことを言ってるくらいだもの。仕事のやりようがないんじゃないか?(苦笑)」 小坂幹事長も、世耕幹事長代理も同じことを言う。 「一太さん、もう、浜田氏のことは放っておけばいい!誰からも注目されてないし、攻撃する価値もないよ!」と。

 確かに、民主党の幹事長も、国対委員長も、そして総理自身も、「自民党に不快な思いをさせて申し訳ない!」という意味の発言をしている。 謝罪したということは、「この人事は間違っていた」と認めたようなものだ。(ガクッ) 後で謝るくらいなら、最初から1本釣りなんてしなければいいじゃないかと思うものの、これじゃあ、浜田氏としても立場がない。 怒りを通り越して、気の毒な気さえする。

 が、しかし、自分の中で「浜田議員の離党騒動」は全く終わっていない。 このブログに永久保存しておかねばならない「浜田和幸氏の言動」は、まだまだあるからだ。

 浜田和幸氏が自民党に離党届を出す前に議員会長室で行われた話し合いの現場にタイムスリップしてみよう。 そこにいたのは、浜田氏、小坂幹事長、脇国対委員長、世耕幹事長代理と自分の5人だった。 「私は自民党を離党するつもりは毛頭ない!」「自民党員を辞めるつもりは一切ない!」と言い続ける浜田氏に、小坂幹事長が次のように聞いた。 「あのね、浜田さん。さっきから言っているとおり、自民党に所属したまま菅内閣の政務官になるということは出来ないんですよ!枝野官房長官には、自民党員のままで政務官に就任したいということは、話しているんですね?」と。
浜田氏は、「ええ、そう話しています!」と答えた。 そこにいた4人が証人だ。

 浜田氏のこの言葉は、本当だろうか? 枝野官房長官にぜひ、聞いてみたい。 浜田氏は枝野長官に対して、「私は自民党を抜けるつもりはない。そのことを踏まえて、ポストの可能性を考えて欲しい!」と説明していたのかどうか、を。 いや、このことは、(信用出来るルートを使って)ちゃんと確かめてみよう。 結果はこのブログで報告する。

 もうひとつ、腑に落ちないことがある。 浜田議員は、しきりに「民主党政権が自分の能力を買ってアプローチしてきた」みたいなことを繰り返していた。 「枝野官房長官から頼まれたら、私も考えないわけにはいきませんからね!」と。 その浜田氏に自分はこう言い放った。 

 「浜田さん!私には、民主党政権が浜田さんの能力を買って政府に入れようとしているとは、どうしても思えません!だって本当に力を借りようとしているなら、浜田さんが迷っている段階でマスコミに『複数の議員に声をかけたが、浜田氏だけが釣れた』みたいな失礼な情報を流すわけがないでしょう?浜田さんに声をかけて来た人々が考えているのは、参院の数だけです。絶対、騙されていると思います!」

 それを聞いた浜田氏が、(少し表情をしかめて)こんなふうに言った。 「政審会長にそう言われると、どうも民主党に乗せられているような気がしないでもない。ちょっと人間不信になっちゃいますねえ。」 驚いたのは、衆参の予算委員会で「浜田氏の1本釣り人事」の経緯について聞かれた菅総理が、「浜田氏が人を介して協力したいと言ってきた」という答弁を繰り返したことだ。 委員会での総理答弁の正確な内容は、改めてこのブログに掲載する。 

 総理のニュアンスだと、「こちらから浜田氏に力を貸してくれと頼んだのではなく、本人のほうから協力したいと言って来た」ということになる。 それが事実なら、最初から「確信犯」だ。 あの「そう言われると、人間不信になっちゃうなあ!」という言葉も、白々しいとしか言いようがない!(怒X10)

 あ、お湯が沸いた。 熱い紅茶を飲んで、感情を鎮めることにしよう。 この続きは「浜田和幸氏の許せないウソ:その10」で。

 
直滑降レポートを応援していただける方は、blogランキングへ

山本一太オリジナル曲「マルガリータ」「素顔のエンジェル」無料配信中!