2011年6月20日

 間もなく午後1時。 今朝8時からの「自民党10役会議」に出席出来なかった。 考えられないミス!(ガクッX5) 一生の不覚だ。(ため息)

 外務・防衛両大臣が、参院復興特別委員会に何の許可も取らず、渡航した。 国会軽視も甚だしい!(怒) 結局、午前中に予定されていた復興特別委員会は、午後に延期になった。 本会議も後にずれ込む予定だ。 あーあ、夜の地元日程が滅茶苦茶だ。(ガクッ)

 先週から、自分の耳に次々と「不可解なデマ」が飛び込んで来る。 しかも複数のソースから。 村上正邦元参院議員(元参院自民党幹事長)と亀井静香・国民新党代表が手を組み(?)、参院自民党に「菅内閣に協力する勢力」を作ろうとしているという怪情報だ。 亀井氏が画策している(?)「新党なるもの」に、自民党参議院議員を「1本釣り」で勧誘しているという根も葉もない噂まで流れている。(笑) はあ? こんな新党参加メンバーの名前リスト、ウソに決まっている!(キッパリ) 亀井氏と誰々がどこそこで会ったとか、亀井氏の呼びかけた(?)会合に、民主党の副代表まで同席していたとか、この話を聞きつけたどこかの派閥の長が怒ったとか云々。 どれも信憑性の薄い話だ。

 国会議員は全員、選挙区(あるいは全国比例で)で有権者に選ばれた「国民の代表」だ。 ポストや当選回数に関わらず、それぞれが「独立自尊」の存在。 どんな集会に出ようが、誰と会おうが、何を言おうが、外からゴチャゴチャ言われる筋合いはない。 政治家は皆、個々の信念に基づいて行動する。 その代わり、結果責任は取る。 自分もずっとそのスタイルで、政治家をやって来た。

 ただし、参院自民党は一致協力して、菅内閣と対決している。 震災関連の法案に協力するのは当然としても、国会審議を通じて、この政権の危機管理能力(=政権担当能力)の欠如を内外に示して来た。 最大野党として政府の震災対策の問題点を指摘し、原発事故への初動ミスや放射能に関する情報隠蔽を厳しく追及して来たのだ。 谷垣総裁が何度も明言しているように、我々の共通の目標はひとつしかない。 「菅内閣を一刻も早く解散総選挙に追い込み、政権奪還を果たす」ことだ。 この目的は、参院でもしっかり共有されている。 事実、大連立の機運が盛り上がった際には、複数の議員(比例区を含む)がわざわざやって来てこう言った。 「政審会長、私たちは、連立なんて絶対に反対です!」と。

 もう一度言うが、前述した参院自民党内の「不穏な動き(?)」は、ただの「流言飛語」だと信じている。 え? 仮にそんな動きがあったとしても、広がるわけがない! そりゃあ、そうだ。 こんなミエミエの誘いにホイホイ乗るような政治家、いるはずがないではないか!!(笑X2) この状況下で、「菅政権の延命に手を貸す」(=自民党の反対する法案に賛成する=自民党を離党する)ような同僚議員の顔は、全く思い浮かばない。 だいいち、政治的に何のプラスもない!!

 それはそうとして、念のために言っておきたい。 もし亀井代表(?)に誘われて(?)自民党を離党しようかどうか迷っている参院議員がいるとすれば(そんな人がいるわけもないが)、絶対にやめたほうがいい!! 亀井新党(?)なんて、絶対に人気が出ない!!(キッパリX10) だいいち、そんな一貫性のない行動(裏切り)は、けっして国民に理解されないだろう。

 それにしても、本当に不愉快なデマだ、な。(苦笑)  

 
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