2011年6月1日:パート2

 間もなく午後5時。 党首討論直後に招集された「自民党役員会」を終え、東京駅に急行した。 新幹線で高崎に向かっている。

 今回の党首討論では、谷垣総裁が(冒頭から)「菅総理の辞任」を強く求めた。 「あらゆる方面から不信感を持たれているあなたには、与党内をまとめる人望も手腕もない!」と。 公明党の山口代表も、厳しく退任を迫った。 「震災対策は、全てが遅すぎる!」と。 野党党首会談の後で、内閣不信任決議案が国会に提出される。 明日の午後(?)、衆院本会議にかけられる予定だ。

 内閣不信任案を出すからには、ぜひとも成立させて欲しい。 が、仮に否決されたら、(通常は)翌日から国会は正常化される。 すなわち、明後日(金)の参院予算委員会が「予定どおり行われる」可能性もあるということだ。

 内閣不信任案の可決は、なかなか難しいだろう。 与党内で「80名が造反する」というのは、並大抵のことではない。 が、しかし、60名前後の与党議員が賛成票を投じれば、かなり緊迫した政局になる。

 あ、間もなく高崎駅のアナウンス。


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