2011年5月30日:パート2

 間もなく午後8時。 先ほど、高崎駅から東京行きの列車に乗った。 中曽根議員会長も同じ車両にいる。

 午後6時30分から現職知事の前橋選対発足式に出席。 来賓として挨拶した。 現職知事再選への支援を訴えた後、「この内閣(菅政権)は何としても退陣させねばならない!」とアピールした。 会場から、拍手が沸き起こった。

 内閣不信任決議案の提出は、今週中になる可能性が高い(?)ようだ。  不信任案が可決されれば別だが、否決されても(=衆議院で信任されても)、6月3日の参院予算委員会(TV中継入り)は、粛々とやることになるだろう。 衆院と参院は院が違う。 衆院で信任されても、参院には全く関係がない!(キッパリ) 

 自民党を代表して質問に立つのは、山本一太と西田昌司参院議員。 それぞれ、「外交」と「政治とカネ」を中心テーマに据え、菅総理の姿勢を厳しく追及する!

 明日の衆院震災復興特別委員会と明後日の党首討論で、ほぼ全ての論点がカバーされるはずだ。 今国会ではほとんどやっていない「政治とカネ」の問題はともかく、参院独自のネタ(新しい話題)で攻めるのは、なかなか難しそうだ。 衆院での審議と党首討論の内容を踏まえて、「追及の足りなかった部分に切り込む」という流れになるだろう。 

 今回の参院予算委員会審議は、震災休戦していた参院自民党が、改めて「菅内閣打倒」にギアチェンジするための舞台だ。 いつものように、政審会長である自分が、ムードメーカーの役割を果たさねばならない! あくまでシンプルに、分かりやすい言葉で、総理と真っすぐに対決する!! 

 山本一太の質疑の目的はただ1つ。 「危機管理能力も、政権担当能力もない菅総理では、この国難をけっして乗り切れない」ことを、国民の前で明らかにすることだ。 TVの前の視聴者に、「菅政権が1日長く続くと、国益が1日失われる」という事実を少しでも理解してもらわねばならない!!

 え? 原発事故の初動対応のクロノロジーみたいな細かい議論はやらない! 質問用のパネルも使わない! その手の「詰め将棋のような追及」は、緻密な頭脳を持つ世耕弘成幹事長代理や、発信力のある丸川珠代政審会長代理等に任せたい。 自分の役割は、「何としてもこの政権を倒す!」という参院自民党の気迫を発信し、後に続く仲間たちに「戦うモード」を受け継いでもらうことだ。

 あ、間もなく東京駅のアナウンス。 次回のブログに続く。 

 
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