2011年5月23日:パート4

 午後3時からの政審会長記者会見。 衆議院が「内閣不信任案の提出」で盛り上がっていることに関して、(もちろん)批判はしなかった。 が、「否決されると、内閣が信任されることになる。そうすると、自民党は次の手がなくなってしまうのではないかと心配している!」と発言した。 「個人的には、衆院と参院でギリギリまで審議をやり、菅総理の判断ミスや内閣の問題点を浮き彫りにした上で、満を持して内閣不信任案と総理への問責決議案を出すべきだと思う。」とも。 

 加えて、「本気で菅総理を退陣に追い込みたいのであれば、内閣不信任案より先に総理問責を可決させる手もある。問責の可決は、内閣不信任案での造反を促すかもしれない!」と指摘しておいた。

 いずれにせよ、最後は(党内の意見を集約して)谷垣総裁が決断する。 ひとつハッキリしているのは、「内閣不信任案が出れば、総理に対する参院での問責決議も避けられない」ということだ。 内閣不信任案が通ろうが通るまいが、「内閣不信任案だけ出して、参院の問責決議案はやらない!」などというのは、(常識から考えても)あり得ない!!(キッパリ) 

 だからこそ、内閣不信任案の提出をあまり急がないで欲しいと思う。 総理に対する問責が成立した瞬間から、今国会での参院での全ての審議が止まってしまう。 参院での厳しい追及がなくなったら、それは菅総理を喜ばせるだけだ。(ガクッX5)


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