2011年5月18日:パート2

 昨晩は遅くまで会合が続いて、夜のTVニュースをまともにチェック出来なかった。 昨日の「自民・民主若手・中堅議員の会」(「国難対処のために行動する民主・自民若手・中堅議員連合」と言うらしい)の様子は、今日の朝刊で知った。 自民党の呼びかけ人の1人である河野太郎氏が、今晩、どこかで会いたいとのこと。 午後10時に約束した。 この件についても、もう少し詳しい話が聞けるだろう。

 この議員連合(?)の中心人物として新聞に出て来る名前は、樽床伸二氏と菅義偉氏(あとは河野太郎氏と松野頼久氏)ばかり。 マスコミの皆さん! 平将明氏も議員連合発足に重要な役目を果たしたことをお忘れなく!! え? 出席者は、民主党87人、自民党22人だって?!(驚) ひとことで言うと、樽床伸二前国会対策委員長の「独壇場」だ。(苦笑) さすがは、「寝業師」じゃなくて「ネアカの戦略家」だけのことはある!(笑) 思惑は様々でも、87人もの議員を集めるって、並大抵のことではない!!

 政治家としてのシンプルな疑問は、どうして自民20、民主20にしなかったのかということだ。 この人数だと、(実際はともかく)「民主党が自民党の一部を引っ張り込んだ」みたいに見えてしまう。 明らかに、主導権は民主党側が握っている。 民主党から参加した90名は、こう思ったはずだ。 「樽床さんはスゴい!自民党を切り崩せる!」と。 どう考えても、最も存在感を示した(=最も得した)のは、樽床氏でしょう!(断言)

 幾つかの新聞に記載された「87人の民主党議員」の名前を見たが、知らない人が多い。 このうち、恐らく(いちいちチェックしていないが)80人くらいの選挙区に、現職議員を含む自民党のライバルが存在するはずだ。 以前のブログにも書いたが、この議員連合(?)に加わった民主党議員たちは、それぞれの地元で、「党を超えた若手の動きをやってます!」と最大限にアピールしているに違いない! そりゃあ、そうだ。 菅総理の評判(=民主党の評価)は最悪なのだから。

 さっそく、本日の上毛新聞(地元紙)に、この会に出席した群馬県選出の2人の衆院議員のコメントが掲載されていた。 「この時期に若手議員同士が前向きな議論をしていくのは素晴らしい」みたいな発言だった。 ちなみに、2人とも、次の衆院選挙で自民党の現職及び新人候補と確実に激突する!! 同じ現象(我々は菅民主党と違うというPR)が、あちこちで起こっているはずだ。(ガクッX5)

 自民党から参加した20名の名前を見た。 まさに「同床異夢」という感じだ。 申し訳ないが、何かの時に「リスクを賭けて共に行動するグループ」になるとは思えない! ふうむ??? 

 あ、そろそろ中央大学のキャンパスに向かう。

 
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