2011年5月12日

 午後3時30分。 議員会館事務所でパソコン画面に向かっている。 朝8時から、党本部の参院幹部会議室で、「政策審議会・原発被害に関するPT」の打ち合わせをやった。 原子力災害に関する議員立法の中身について議論した。 え、明朝も続けてやろうって?! 原発被害PTは、仕事好きの面々が揃っている。(笑)

 今週の月曜日、民主党の安住国対委員長が、「今国会の延長は考えていない!」と発言した。 「2次補正は早ければいいというものでもない。復興構想会議や自治体の議論を見ながら対応する!」とも。 

 この国対委員長の言葉には、耳を疑った。 つまり、政府与党は、今国会を予定通り6月22日に閉じようとしている。 延長したとしても、短期で済ませるつもりだろう。 国会での責任追及を逃れたいという意図が、ミエミエだ。(怒) 

 そりゃあ、そうでしょう。 被災地のことを考えれば、2時補正予算を次の臨時国会に先送りするような余裕はない! 1次補正予算は、ガレキの撤去費、仮設住宅の建設等、緊急的な予算措置だった。 その意味で、スピードが勝負だった。 が、これで十分なはずがない。 被災者の生活支援はもちろん、産業や雇用の再生にも目配りした2次補正を早急に組む必要がある。 だいいち、原発事故解決の目処も立たず、課題が山積しているこの状況下で、国会を閉じられるワケがないではないか! 加えて、経済対策を矢継ぎ早に打ち出さなければ、日本経済の失速を止められない。 会期を延長し、夏休みを返上してでも、(それこそ通年国会の覚悟で)徹底的な国会審議を行うべきだ。

 自民党は、国会の延長を世論に訴え、「国会審議の打ち切り」という暴挙を止めなければならない! その一環として、来週木曜日(5月19日)の午後5時から7時まで、有楽町イトシア前で「参院政審主催の街頭演説会」を行うことが決まった。 小坂幹事長の指揮の下で、参院自民党の「発信力」を炸裂する。 

 あ、約束の相手が現れた。 次回のブログに続く。


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