2011年4月16日

 朝。 地元(宮城)に入っている小野寺五典衆院議員(シャドーキャビネット外務大臣)から電話があった。 被災地の現状について話を聴いた。 来週月曜日の参院予算委員会では、被災県を代表して、岩城光英参院議員(シャドーキャビネット総務大臣)、愛知治郎参院議員が質問に立つ。 

 愛知治郎氏はもちろん、小野寺衆院議員、熊谷大参院議員も頻繁に東京と宮城を往復している。 支援物資を運び、避難所を回り、現場のニーズを間断なく中央に伝えている。 福島選出の森まさ子参院議員も、吉野正芳衆院議員もそうだ。 そう、東北の自民党議員たちは、一丸となって、この震災と戦っている!

 小野寺氏と話しながら、ふと過去のシーンが頭を過った。 今から5年前、安倍総理(当時)が辞任表明する少し前に、突然、携帯が鳴った。 当時、外務副大臣だった小野寺氏からだった。 

 「一太さん、安倍総理は、近いうちに必ず選挙をやりますよね?」「うん!必ず勝負すると思う!国民に信を問わずに、このまま引き下がるなんてあり得ないでしょう!」「ボクもそう思う。選挙の結果によっては、政治が大きく変わると思います!私も間もなくお役御免ですから、動きやすくなります。よく連絡を取り合って、一緒に新しい自民党を作っていきましょう!」

 ところが、この電話の後、時を置かずに安倍総理は辞任した。(ガクッX10) 小野寺氏は、福田内閣でも外務副大臣に留まり、外交分野での評価を確固たるものにした。 選挙の結果はどうあれ、安倍元総理には、堂々と選挙で国民の審判を受けて欲しかった。 辞任直前でも、内閣支持率は4割を超えていた。 あの時、安倍総理が決断していれば(あの体調では無理だったかもしれないが)、その後の政治の地図は全く違うものになっていたはずだ。(無念X10) ねえ、小野寺さん! 


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