2011年3月4日:パート2

 午後9時過ぎ。 「情報交換のお茶」を終え、東京の部屋に戻って来た。 本日の参院予算委員会(総括審議)には、6人の自民党チームで臨んだ。 全体として、衆院以上に「パンチ力のある質問」が出来たと思う。 それぞれの個性を活かした攻め口だった。 今日をもって、参院自民党は、完全に「戦う集団」に生まれ変わった。

 外に向かって、「民主党と徹底的に戦う!」みたいなカッコいいことを言うのは簡単だ。 他の議員に対して「質問ではもっと鋭く突っ込め!」「もっと閣僚を追いつめろ!」「持論を長々と展開するな!」と指示するだけなら、誰だって出来る! 要は自らが逃げずに質疑に立ち、戦う覚悟と与党に切り込む能力を証明出来るかどうか、だ。

 あ、NHKのニュースで国会の審議が取り上げられている。 映像に登場したのは、山本一太、世耕弘成、西田昌司の3人。 それだけインパクトがあったということだ。

 今回の総括質疑のメンバーを決定する幹部会議で、自分はこう発言した。 「もし、民主党はもうボロボロなのだから必要以上に叩く必要はないとか、穏やかな政策議論にギヤチェンジしたほうがいいみたいな方針なら、私は質問から外してください!発想を変えて、総括質疑の布陣をガラッと入れ替えたらどうでしょうか?!」 こうも発言した。 「本気で解散総選挙に追い込むのなら、一瞬でも手を抜いたらいけない!その瞬間に、与党に逆転されますよ!」

 結局、言葉の品格は保ちつつ、与党との対決姿勢を貫こうという結論になった。 総括質疑の人選は正しかったと信じている。 どう考えても、総理と閣僚にとって「最も嫌な布陣」だもの!

 あ、お湯が沸いた。 熱い豆乳ティーをのんでから、続きを書く。


直滑降レポートを応援していただける方は、blogランキングへ

山本一太オリジナル曲「マルガリータ」「素顔のエンジェル」無料配信中!