2011年1月29日:パート3

 間もなく昼。 伊勢崎市内のレストランで、ソースカツ丼を注文した。  今日は、午後の新幹線で長野県に入る。 午後5時から、若林けんた参院議員の後援会「新春の集い」で講演するためだ。

 昨日をもって、衆参の代表質問が終わった。 中曽根参院自民党議員会長の質問は、重厚で、品格があった。(パチパチパチ) 参院自民党リーダーの初めての代表質問ということもあって、参院自民党の叡智を集めた打ち合わせ会もやった。 議員会長には、いろいろなアイデアや提案を渡した。 が、中曽根会長は(そうした知恵を活用しつつも)、全て自分の言葉に練り直して、発信した。 特に、外交と教育の分野は、得に説得力があった。 そりゃあ、そうだ。 外務大臣と文部科学大臣を歴任しているのだから。

 この週末は、石破政調会長、鴨下政調会長代理、林芳正政調会長代理、小坂参院幹事長が、それぞれ違うTV番組で自民党の政策を訴える。 何て強力なフォーメーションだろう。(ニッコリ)

 参院総務委員会の質疑に立つことは、前回のブログに書いた。 質問のテーマは「NHK改革」だ。 当然、松本NHK新会長の出席をお願いする。 NHKのコンプライアンス強化と今後の経営方針について、直接、トップの見解を聞きたい。 新会長には、ぜひとも、初心を貫いて、NHK改革を進めていただきたい! 明確な答弁を求めつつ、同時にエールも送りたいと思う。 あ、そうだ。 今回の会長人事で主導的な役割を果たした(?)北原経営委員にも、どこかでお出ましをいただかねばならない。

 参院本会議場の席は、世耕弘成幹事長代理の隣。 その右横に小坂幹事長が座る。 自分が知る限り、今の参院自民党で「山本一太と同レベルの情報力」を持っているのは、世耕弘成氏だけだ。 ちょっと話しただけで、スグに分かる。 情報のソースは違うようだ。 世耕氏の強みは、各方面に幅広い人脈を持っているということ。 YSコンビの「情報力+行動力」が合体しなかったら、河野太郎氏の総裁選挙への擁立も出来なかったし、参院議員会長選挙での中曽根会長の勝利もなかっただろう。

 世耕弘は、安倍政権で首相補佐官を務めた。 彼のスゴいところは、官邸を離れた後(さらには野党になった後)も、政権の中枢で構築した人脈のネットワークを維持している点だ。 いや、正確に言うと、さらに拡充・深化させている。 様々な方法で、異能力者も取り込んでいる。 緻密で、戦略的な政治家だ。

 なるほど、これが(広い意味で)政権に入るということなんだ、な。 安倍内閣がもう少し長く続いていれば、自分も恐らく(首相補佐官として?)安倍首相を近くでサポートするチャンスがあったと確信している。 ちょっぴり残念だ。(ため息) たった半年でも官邸に入れたら、きっと「この国を動かしている様々な情報」に接することが出来たのに!!

 残念ながら、ボヘミアンを続けて来た山本一太の回りに、各界を網羅するヒューマンネットワークは存在しない。 他の政治家に比べて多少なりとも情報力があるとすれば、それは、毎日、毎晩、自ら飛び回って、「事実を知ろう」と努力しているからだ。「世の中に存在する「情報収集の天才たち」にも、懸命にアプローチしている。

 上記の推論が正しいとすると、世耕さんには、自分に関して「誰も知らないはずの情報」を把握されていると考えておいたほうがいい、な。(笑) こっちも、相手が「誰にも掴まれていない」と思っている事実を知っていたりして?!(笑X2) 近いうちに、YS懇談、やろうっと!!

 あ、食事が来た。 食べ終わったら、高崎に移動する。


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