2011年1月20日

 間もなく午後2時。 議員会館事務所でパソコンを起動させた。 午後2時30分からは、今年最初の政審会長記者会見がある。 今日は言いたいことが山ほどある。 改造人事の評価、与謝野氏の入閣、次期通常国会への対応、政審チームの訪韓、2週間前にスタートしたBS番組のこと等々。 記者会見に使うパネル(画用紙)に、マジックでこう書いた。(正確に言うと、秘書に書かせた。)「平成の議席泥棒」と。

 友人から、本日発売の「週刊文春」にNHK会長人事のことが出ていると聞いた。 さっそく買って、読んでみた。 タイトルは「NHK会長人事はオレが仕切った。カゲの仕掛人が前告白」だって。 この記事が事実かどうかは分からない。 が、事実だとすれば、経営委員の1人である「北原健児氏」が、松本NHK新会長の決定に主導的な役割を果たしたように見える。

 松本正之次期NHK会長と面識はない。 が、真面目で、立派な人物だと聞いている。 今回のNHK人事にこのブログが影響を与えたとは思っていないが、福地会長に続いて、(内部昇格ではなく)外部の経済人がトップに選ばれたことは、結果としてよかったと考えている。 「直滑降」で主張していたことが(たまたま)実現した形だ。 松本新会長には、ぜひ、頑張っていただきたいと思う。

 それはそれとして、今回のNHK人事をめぐる経営委員会の迷走(?)は、経営委員会のあり方や役割を再考するいい機会になった。 この問題は、与野党の部会でも、委員会でも、きちっと議論しておく必要がある。 与党議員にも、同じ問題意識を持った人はいるはずだ。 仮に(「文春」の記事のように)北原経営委員が新会長決定に主要な役割を果たしたのであれば、ぜひ、どこかで(オープンな場所で)話をうかがいたい! 週刊誌のインタビューではなく、(会長決定までの経緯を)国民の前で説明して欲しい。 一度、自民党の総務部会に足を運んでいただけないだろうか? 総務部会長に頼んでみよう。 あ、そうか。 正式ルートで、総務委員会への出席をお願いすればいいんだ。(ポン)

 あ、そろそろ、国会内の第40控室(記者会見の場所)に向かわないと。  

 
直滑降レポートを応援していただける方は、blogランキングへ

山本一太オリジナル曲「マルガリータ」「素顔のエンジェル」無料配信中!