２０１０年１２月２３日
マスコミ報道によると、NHKの福地茂雄会長は、来年の１月２４日の任期満了をもって退任するとのこと。（ガクッ） ということは、自分が来年の総務委員会（または予算委員会）で答弁を求めるのは、新しい会長ということになる。
ちょっと拍子抜けしたが、現会長の去就がハッキリしたのは、よかったかもしれない。 そりゃあ、そうだろう。 辞意を漏らしていたトップの人事が宙ぶらりんでは、組織のモラルだって保てない。 そう言えば、「NHK会長も副会長も総務委員会に来れなかった」理由を説明するために議員会館にやって来たNHKの某局長も、「まあ、来年は会長が代わっているかもしれませんが．．．」と口を滑らせていた。 なんて、正直で不注意な発言！ 憎めない人柄だ。（苦笑）
新会長は、経営委員会が推薦した３名の候補者の中から選ばれるようだ。 え？ NHK内部の幹部の登用は見送られたって？！ 身内なんて、最初から問題外でしょう！（笑） メディアの見方では、安西祐一郎郎・前慶應大学塾長が最有力（ほぼ決定？）らしい。 なるほど、この人が、公共放送として「かつてないほど影響力の高まっている」NHKのリーダーになるという流れなのか！
安西祐一郎氏のことは、個人的によく知らない。 が、仮にも慶應の塾長を２期務めた人物。 立派な方に違いない。 にもかかわらず、直感的に「不安を覚える部分」がある。 このひとが、本当に「２度と不祥事を起こさないNHKの態勢」を作れるだろうか、と。
安西祐一郎前塾長は、昨年４月に行われた慶應塾長選挙に立候補した。 現職として２期８年間、塾長の座にあったことを考えれば、スムーズに再選されるのが普通だ。 ところが、安西氏は予備選挙で敗退した。 慶應塾長は、慶応大学の学長と慶應義塾の理事長を兼ねるポスト。 それまでの経営方針や実績に対して「よほどの不満や問題」がなければ、予備選挙の段階で負けるなどということは考えられない。
この選挙では怪文書も飛び交ったと大学関係者から聞いた記憶がある。 NHKの会長に選ばれた直後にスキャンダルが発覚するみたいな事態は最悪だ。 まあ、いくらなんでもそれはないと思う。 仮にも経営委員会が最有力として推す人物なのだ。
いずれにせよ、（誰が新会長になろうと）来年の国会では、必ずNHK問題を取り上げる。 メディア報道が事実なら、山本一太が質問をぶつける相手は、安西祐一郎会長になる公算が大きい。 NHKをめぐっては、経営委員の人選に関しても、自民党内で（一部の人事を）疑問視する声が出ている。 この問題にも、しっかりスポットを当てるつもりだ。
NHK記者による捜査情報漏洩事件の処分は、本当に適切だったのか？！ 不祥事の再発を防ぐために、どんな方策を取っていくのか？！ なぜ、前会長と副会長は同じ会議に出席しなければならなかったのか？！ 現在の経営委員の選考や待遇に問題はないか？！ 参院自民党の政策審議会長として、公共放送の新しいリーダーの責任、方針、覚悟を厳しく質す。 委員会質問は、いつも真剣勝負だ。
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マスコミ報道によると、NHKの福地茂雄会長は、来年の１月２４日の任期満了をもって退任するとのこと。（ガクッ） ということは、自分が来年の総務委員会（または予算委員会）で答弁を求めるのは、新しい会長ということになる。
ちょっと拍子抜けしたが、現会長の去就がハッキリしたのは、よかったかもしれない。 そりゃあ、そうだろう。 辞意を漏らしていたトップの人事が宙ぶらりんでは、組織のモラルだって保てない。 そう言えば、「NHK会長も副会長も総務委員会に来れなかった」理由を説明するために議員会館にやって来たNHKの某局長も、「まあ、来年は会長が代わっているかもしれませんが．．．」と口を滑らせていた。 なんて、正直で不注意な発言！ 憎めない人柄だ。（苦笑）
新会長は、経営委員会が推薦した３名の候補者の中から選ばれるようだ。 え？ NHK内部の幹部の登用は見送られたって？！ 身内なんて、最初から問題外でしょう！（笑） メディアの見方では、安西祐一郎郎・前慶應大学塾長が最有力（ほぼ決定？）らしい。 なるほど、この人が、公共放送として「かつてないほど影響力の高まっている」NHKのリーダーになるという流れなのか！
安西祐一郎氏のことは、個人的によく知らない。 が、仮にも慶應の塾長を２期務めた人物。 立派な方に違いない。 にもかかわらず、直感的に「不安を覚える部分」がある。 このひとが、本当に「２度と不祥事を起こさないNHKの態勢」を作れるだろうか、と。
安西祐一郎前塾長は、昨年４月に行われた慶應塾長選挙に立候補した。 現職として２期８年間、塾長の座にあったことを考えれば、スムーズに再選されるのが普通だ。 ところが、安西氏は予備選挙で敗退した。 慶應塾長は、慶応大学の学長と慶應義塾の理事長を兼ねるポスト。 それまでの経営方針や実績に対して「よほどの不満や問題」がなければ、予備選挙の段階で負けるなどということは考えられない。
この選挙では怪文書も飛び交ったと大学関係者から聞いた記憶がある。 NHKの会長に選ばれた直後にスキャンダルが発覚するみたいな事態は最悪だ。 まあ、いくらなんでもそれはないと思う。 仮にも経営委員会が最有力として推す人物なのだ。
いずれにせよ、（誰が新会長になろうと）来年の国会では、必ずNHK問題を取り上げる。 メディア報道が事実なら、山本一太が質問をぶつける相手は、安西祐一郎会長になる公算が大きい。 NHKをめぐっては、経営委員の人選に関しても、自民党内で（一部の人事を）疑問視する声が出ている。 この問題にも、しっかりスポットを当てるつもりだ。
NHK記者による捜査情報漏洩事件の処分は、本当に適切だったのか？！ 不祥事の再発を防ぐために、どんな方策を取っていくのか？！ なぜ、前会長と副会長は同じ会議に出席しなければならなかったのか？！ 現在の経営委員の選考や待遇に問題はないか？！ 参院自民党の政策審議会長として、公共放送の新しいリーダーの責任、方針、覚悟を厳しく質す。 委員会質問は、いつも真剣勝負だ。
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