2010年12月11日

 午前8時。 新幹線で地元に向かっている。 午前5時45分から午前7時30分まで、TBS「サタデーずばッと!」に生出演した。 民主党からは渡辺周・民主党選対委員長、公明党からは斎藤鉄夫・元環境大臣というフォーメーションだった。 

 渡辺周氏は、政府与党にとって苦しい局面でも「逃げずにテレビに出て来る」数少ない民主党議員の1人。 斎藤鉄夫氏は、誠実で真面目な人柄。 公明党内でも、人望、あるだろうなあ。 司会のみのもんた氏は、今朝も軽快。 レギュラーコメンテーターの岩見隆夫氏も、(いつものとおり)落ち着いた存在感を発信していた。

 さて、本日の朝刊に、「来年の愛知県知事選挙への立候補を表明して党を除名された大村秀章氏が、この処分を不服として、近く谷垣総裁に異議申し立てをする」という記事が掲載された。 今の党内の雰囲気からすると、大村氏の「異議申し立て」は総務会で認められる可能性が高い。 そうなると、この処分は、再び党紀委員会に諮られることになる。 

 結果がどうなろうと、異議申し立てはきちっと受理して、処分が適切だったのかを、もう一度、検討したほうがいいと思う。 先日の総務会の後、石破政調会長も言っていたもの。 「大村氏の言い分は、ちゃんと聴くべきだ。離党届を受理するかどうかを諮った党紀委員会で、除名処分という結論が出るのもおかしい!」と。

 党紀委員会が大村氏を除名処分としたことに異を唱える複数の議員から、次々に電話がかかって来た。 「党本部が推薦するかどうかも決めていないのに、県連が決定した段階で、出馬を表明した他の候補者を除名するなんて、物事の手順がおかしい!一体、誰がこんな根回しをやったんだ!」と怒っていた。 特定の政治家の名前を挙げて批判する中堅議員もいた。 「石原幹事長は、なぜ、こんな処分を認めちゃったんだろう?」という意見もあった。 そこで、こう答えた。

 「政治家は、皆、それぞれ立場があるから、ね。伸晃さんが、党紀委員会の除名処分を認めたのは、仕方がなかったと思う。その場の雰囲気や党紀委員会の位置づけも考えての判断だ。いずれにせよ、党内で署名を集める動きまであるんでしょう?民主党じゃあるまいし、こんなことで執行部批判が出たら良くない。この問題は、もう少し丁寧に議論したほうがいい!」

 ダメだ、眠い。 昨晩も2時間しか寝ていないことに気がついた。 10分だけ、休む。 寝過ごしたら...ヤバイ、な。

 
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