2010年10月27日

 午前零時40分。 東京の部屋。 寝る前に、もう一本だけ、ブログを書く。 あれ、なんか、寒いなあ。 

 明日(正確には今日)から、事業仕分けの第3弾(?)が始まる。 主要テーマは「特別会計」だ。 当然、メディアは大きく取り上げるだろう。 各局の番組が、新しく編成された仕分けチームの「誰か」にスポットをあてるはずだ。 代表選挙ほどではないにせよ、民主党の露出が一気に増えることは間違いない。 問題は、国民がこの「政治パフォーマンス」に、どこまで反応するかだ。

 世論は、「事業仕分け」で一躍スターダムにのし上がった蓮舫大臣の颯爽とした姿に、TV画面に映し出される完璧な演技(凛とした表情や発言)に、再び、拍手喝采するだろうか?! 景気対策にも、円高対策にも、財源(=マニフェストの遂行)にも繋がらない「政治ショー」を見せられて、「やっぱり民主党政権は素晴らしい!」と感じるだろうか?! 世論調査で「事業仕分けを評価する」が8割を超え、菅内閣が再浮上する(=支持率が回復する)キッカケを作るだろうか?! 「政治とカネの問題」(小沢一郎前幹事長の証人喚問問題)では全く説明責任を果たしていない与党民主党を、「何て透明な政党だ」と評価するだろうか?! いや、きっと前回ほどのブレイクはないと思う。 世の中は、思った以上に「冷めた見方」をする気がする。

 申し訳ないが、民主党政権が狙っている「3匹目の(?)ドジョウ」は、菅内閣の致命的な問題(政権担当能力の欠如)を解決するために、何の役にも立たない!!(キッパリ) 自民党がやるべきことは、その「冷徹な事実」をあらゆる手段を使って発信し、国民に「民主党流・事業仕分けの正体」を理解してもらうことだ。

 本日の(正確には昨日の)役員会でも、上記の点を指摘した。 石原幹事長は、「山本政審会長の意見については、ちゃんとフォローします!」と言ってくれた。

追伸:明日(正確には今日)の夜、米国留学時代の友人と久々に会う。 何しろ、25年ぶりだ。 昔のクラス会に行くみたいで、ちょっと楽しみだ、な。(ニッコリ) 
  

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