2010年9月30日:パート4

 9月29日の朝日新聞「縦横無尽」に、森喜朗元総理のインタビューが掲載された。 「対中外交、小沢氏乗り出すべきだ」というタイトルだ。 その中で、自民党人事ついて聞かれた森元総理が、こう答えている。

 「『ねじれ国会』の主役は参院です。参院は野党さえ固まれば民主党に勝てる。野党の結束を保ち、信頼出来る人を役員に充てることが必要だった。だが、中曽根弘文参院議員会長は参院で何の役割もしてこなかった人。小坂憲次参院幹事長は衆院で落選して参院にくら替えした人。そんな人を幹事長にするなんて『二院制をどう考えているのか。参院をばかにしているのか」となる。必ず爆発する時が来る。」

 続けて、こうも話している。 「党役員人事も、野党なんだから失敗を恐れずに人材を起用するいい機会なんです。中堅・若手にチャンスを与えるべきなのに、5回も6回も政党を渡り歩いたような人が三役のうち2人もいる。自民党にはそんな人材しかいないのか。谷垣(禎一総裁)さんは本当に情けない人ですよ。」
  
 本当にひどいコメントだ。(怒) 何人かの若手、中堅議員と電話で話をした。 皆、同じ意見だった。 「あの人が何かを言って、それがマスコミに取り上げられる度に、自民党のイメージが悪くなり、全員の票が減る!(苦笑)」 こんな見方でも一致した。 「最近はメディアも関心を持っていない。もう、ほとんど影響力はない!」

 あ、午後2時の記者会見に行かないと。 森元首相のコメントに対する反論は、次回のブログ「森喜朗元総理の許せない暴言:その3」で。

  
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