2010年9月13日

 昨晩、久々に「情報交換のお茶」をやった。 ピッツアをつまみながら、民主党代表選挙後の情勢を分析した。 店を出て、しばらく歩いた。 涼しい風に秋の気配を感じだ。 歩きながら、いろいろなことを考えた。

 そもそも、「誰もが100%満足する人事」などというものは、あり得ない。 人間は皆、自分が主役。 ましてや、政治家は「自意識の塊」だ。(笑) 能力主義と全体のバランスを組み合わせ、最後はトップが判断し、その決定に責任を持つ。 それが「民主的なプロセスで選ばれたリーダー」の役割だ。

 以前のブログにも書いた。 野党は、基本的に政策実現が出来ない。 ひとことで言うと、「発信力」が全てだ。 与党の政策の欠点を批判し、自らの政策の正しさを説明し、国民から政権を担当して欲しい(=政権奪還して欲しい)と思われるかどうか。 そこにかかっている。

  その意味で、今回の執行部人事(石原伸晃幹事長、石破茂政調会長、小池百合子総務会長)は、今の自民党では「最も強力な布陣」だと思う。 この3人の共通点は3つ。 3人とも50代であること。 国民にアピールする発信力がある(=メディアが話を聴きたいと思う政治家である)こと。 全員が、20名以上の推薦人を集めて「自民党総裁選挙」に立候補した経験があることだ。 名実共に、ポスト谷垣の有力候補チームと言える。

 このフォーメーションに、パンチ力のある河野太郎氏(現幹事長代理)が国会対策委員長として加わったら、もっと良かったのに!(ため息) え? 河野太郎氏も、20名を超える議員の推薦で自民党総裁選挙に出馬していることをお忘れなく! しかも、(党員票を含めれば)100票以上を獲得したのだ。

 野菜ジュースを一杯飲んで、永田町に向かう。 午前10時30分から「重要な打ち合わせ」がある。


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