2010年9月6日:パート4

 午後11時過ぎ。 東京の部屋。 本日の「民主党追及作戦会議」(山本一太が勝手につけた名称(笑))の対象は、国土交通、文教科学、農水の3委員会だった。 政策審議会長室に、脇国会対策委員長、世耕幹事長代理、各委員会の理事と質問者が集まった。 

 国土交通は佐藤正久氏、文教科学は義家弘介氏、農水は山田俊男氏が質問に立つ。 適材適所の強力なフォーメーションだ。 明日の委員会で「民主党政権のどこをどう攻めるか?」を話し合った。 打ち合わせの詳しい内容は書かない。 佐藤氏は海上保安庁のヘリ墜落事故、義家氏は朝鮮高校無償化と日教組問題、山田氏は米価と農家への戸別所得補償問題で、それぞれ厳しく政府を追及する。 ちなみに、義家氏と山田氏は「開かれた議員会長選挙」を実現させた(=中曽根議員会長を誕生させた)立役者でもある。

 この作戦会議には、スゴく意味があった。 知恵を出し合うことで、質問の中身を強化出来る。 加えて、質問者の闘争本能を高める効果があることも判明した。(ニッコリ) 来週14日には、参院自民党初の「オープンな議論をするための議員総会」がセットされた。 この前後に、幹事長、国対委員長、政策審議会長と各委員会の理事との会議(=民主党追及全体作戦会議)をやることになるだろう。 9月末(それとも10月初旬?)に開会される臨時国会に向け、参院自民党として「一貫した戦略で民主党と対峙する」という認識を全ての理事と委員に共有してもらわないと! 「国会閉会中に大きな流れだけ作っておけば、委員会毎の作戦会議は、よりスムーズで効果的なメカニズムになる」という脇国対委員長の考え方は、100%、正しいと思う。

追伸:今週木曜日の昼12時40分から、「山本政審チーム」による最初の勉強会を予定している。 テーマは、「民主党代表選挙における政策論争の検証」だ。 最初から最後まで、フルオープンの会にしたい。


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