2010年8月15日:パート2

 午後6時過ぎ。 新幹線で東京に向かっている。 過去4日間、地元の新盆回りをやる中で、ひとつ嬉しかったことがある。 それは、以前なら福田康夫元総理と山本一太のポスターしか貼っていなかった家に、中曽根弘文氏(参院自民党議員会長)の「顔」が加わっていることだ。(ニッコリ) 

 これは、半世紀に渡って、中選挙区でのトップ争いを続けて来た福田赳夫元総理の流れを汲むグループ(いわゆる福田系)と、中曽根康弘元総理の流れを引き継ぐグループ(いわゆる中曽根系)との融合が進んでいることを意味する。 7月の参議院選挙では、ここに小渕恵三元総理(今は小渕優子衆院議員)の支持者が加わった。 すなわち、群馬の自民党が、文字通り「勢力を結集して」戦ったということだ。

 何しろ、候補者本人が外務大臣と文部大臣を務めた「クリーンで好感度抜群の人物」であることに加え、選対事務長が、「福田会」という強力な支援組織を持つ福田康夫元総理。 選対本部長は、選挙区で圧倒的人気を誇る小渕優子衆院議員。 選対事務長代行が、3年前の逆風の選挙で(僭越ながら)唯一圧勝した山本一太という最強の布陣だ。 しかも、群馬の(というより日本の)政治の流れを作り出して来た3つのグループが融合したのだ。 

 うーむ。 そう考えると、圧勝して当然だ。 新しく出現した中曽根弘文氏のポスターを指差しながら、「一太君、弘文さんは、議員会長にふさわしいよ!」と嬉しそうに話す山本一太後援会の幹部の表情を見ながら、そう思った。 

 あ、間もなく終点東京というアナウンス。 この続きは次回のブログで。 


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