2010年7月22日:パート2

 午後4時。 新しい議員会館事務所で、荷物の整理をしている。 地元事務所からも「頼りになる助っ人」を呼んだ。 今日中に何とか、片付きそうだ。

 ここ数日、参議院選挙を勝ち抜いた自民党の新人議員が、次々に「当選の挨拶」にやって来ている。 佐賀選挙区の福岡資麿(たかまろ)氏、宮城選挙区の熊谷大(ゆたか)氏、栃木選挙区の上野通子(みちこ)氏、長野選挙区の若林けんた氏、新潟県の中原八一氏、比例区の宇都隆史(うとたかし)氏等々。 

 全員、山本一太より若い!(驚) しかも、(新人と言っても)衆院議員や県議の経験があったり、他の分野で活躍していたり。 最初から「フルスロットル」で活躍出来そうなメンバーばかりだ。(ニッコリ)

 上野通子参院議員の栃木県には2回、応援に入った。 候補者と並んでマイクを握った。 あの時点では、民主党の大物現職である簗瀬進候補に10ポイント以上の差をつけられていた。 が、上野さんは、最後まであきらめていなかった。 今回の参院選挙で、最も劇的な「逆転劇」だった。(パチパチパチ)

 福岡資麿参院議員の佐賀県にも、2回、足を運んだ。 「1期4年間、衆議院議員を務めた後でも、まだ37歳。あと10年やっても40代です。この若さ!この真面目さ!この情熱!佐賀の未来を担えるのは、福岡たかまろ候補しかいません!」と訴えた。 民主党候補に圧勝したことに、大きな意味があった。

 熊谷大参院議員の宮城県にも、2度、遠征した。 小野寺五典衆院議員の強い要請があったからだ。 が、小野寺県連会長の下で実施された「画期的な公募システム」で選ばれた若い候補者にも、興味があった。 地元紙に掲載された「候補者に聞く」で、将来の夢という質問にキッパリ「総理大臣」と答えていた。 熊谷氏は35歳。 20年やっても、55歳。 宮城県初の総理になる可能性、あると思う...な。 いや、その前に小野寺さんがいた。(ニッコリ)

 長野県にも足を伸ばした。 街頭演説の後で、聴衆と握手するために走っていた若林けんた候補が、2メールの高さから飛び降りた。 すぐ後を走っていた自分も、ジャンプしようとして、急ブレーキをかけた。(笑) 同じことをやったら、絶対に足を挫いていたと思う。 若林参院議員の元気さには脱帽だ。

 新潟の中原八一参院議員は県議出身。 地元の人が、「一度会ったら、応援したくなる人物」と言っていたとおりの人柄だった。 塚田一郎参院議員も、高鳥修一前衆院議員も、必死で応援に飛び回っていた。

 航空自衛隊出身の宇都隆史候補を当選させた佐藤まさひさ参院議員の力量はスゴい! 候補者自身も、若くて魅力があった。

 ふと思った。 こういう人たちが、「既存の派閥」に入らないといいのに、と。

追伸:若林けんた議員のキャッチコピーは「まっすぐ」だ。 「直滑降」と重なるものがある。 「一太さんのブログ、読んでます!」だって。(ニッコリ) 新人議員の間でも、意外と視聴率が高かったりして?!

 
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