2010年7月21日

 午前零時20分。 東京の部屋でパソコンを起動させた。 先ほど、菅義偉衆院議員と電話で話した。 「参院議長を取りに行かないとダメだ!参院自民党議員会長選挙のほうも、ぜひ、頑張って実現して欲しい!」という激励だった。 あ、大村秀章衆院議員からも留守電メッセージが残っている。 明日、連絡を入れてみよう。

 午後7時30分から秋葉原某所で行われた勉強会へ。 気鋭の経済人、エコノミスト、政治家、官僚、マスコミ関係者が集まった。 さすがは、浅尾慶一郎氏。 素晴らしい人脈だ。

 約3時間、政策から政局まで、様々な話題で盛り上がった。 最後まで、ほとんど誰も帰らなかった。 菅直人政権には、司令塔もなければ、政府と党の調整メカニズムもない。 支持率も続落する可能性が高い。 「予想以上に早く行き詰まるのではないか?」 そんな見方で一致した。 次回のセッションは9月上旬。 民主党の代表選挙が終わった直後だ。 さて、その頃、政界はどうなっているだろうか?!

 勉強会の主要メンバーである経済人が言った。 「リーダーは政策じゃなくて、性格だ!副社長と社長の役割は違う!」と。 総理大臣と大臣も全く違う。 特に「乱世のリーダー」には、高杉晋作の言う「狂を発する」迫力が必要だ。 河野太郎氏を買っているのは、小泉元総理と同様、「ある種の狂気」を持っているからだ。

 何かを(ひとつでも)捨てられる人間でなければ、トップは務まらない! あれだけの才能がありながら、なぜ、「その一歩」を踏み出せないのだろうか?! 目指すのは「スーパー官僚」ではなく、「政治リーダー」のはずなのに...(ため息)

追伸:午後5時30分から某ホテルのカフェで、親しいメディア人と情報交換した。 相変わらず、歯に衣を着せぬ辛辣な口調。 激しくて、攻撃的で、抜き身の刀みたいだ。(ふう) が、情報収集能力や分析力は、スバ抜けている! 人格者にはほど遠い人物だけど(笑)、このストレートさが、スゴく心地いい。

 以前、このブログにも書いた。 「誰から見ても人格者」みたいな人物は、あまり信用しないことにしている。 だって、そうでしょう? 世の中に「聖人君子」なんて存在しない。 人間は誰だって、我が侭で、嘘つきで、虚栄心や嫉妬心から逃れられない。 要は、それを表面に出すか出さないか。 それだけのことだ。

 柔らかい笑顔で「思ってもいないお世辞」を言う人間より、本音を隠せない欠点だらけの人間のほうが、ずっと心を許せる。 まあ、山本一太より「弱点と欠点」が多い人は、滅多にいないけど!(ガクッX5)

 
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