2010年7月15日

 昨日、複数のマスコミが、「参院議長は民主党から出す流れ。江田議長は交代の方向で、後任には輿石東参院民主党議員会長が選ばれる可能性。自民党は副議長で調整中」みたいな報道をした。

 ここからは、参議院が(政策でも政局でも)国会の主戦場になる。 参院議長と議院運営委員長のポストに関しては、様々な考えがあるだろう。 が、今回の選挙結果を受け、この2つは、野党(もっとハッキリ言うと自民党)が占めるべきだ。 渡辺喜美氏(みんなの党代表)の主張は正しい! 

 だいいち、厳しい交渉をやる前に「自民と民主が水面下で握っているかのような」情報が流れること自体がおかしい!(怒) しかも、自民党の副議長候補の名前まで?(驚) 申し訳ないが、輿石東参院議長には(あらゆる意味で)反対だ。 一体、誰がこの問題で民主党とやり取り(勝手なバーター?)をし、こんなシナリオをメディアに発信しているのだろうか?!(ムカX5)

 参院議長も、参院副議長も「良識の府の権威」を象徴する役職だ。 ましてや、参院にねじれが生じたことで、存在感は倍加する。 この2つのポスト、特に参院議長に就くのは、実績と品格を兼ね備えた政治家でなければならない。 

 自民党で言えば、(個人的には)唯一の当選5期で、2度の閣僚を経験した「中曽根弘文参院議員」が最適任だと思う。 中曽根氏以外だと、現在の参院自民党の議員会長で、厚生労働大臣も務めた「尾辻秀久参院議員」くらいしか思い浮かばない。

 参院自民党議員会長、幹事長、国対委員長、それに副議長...。 マスコミに次々に登場する「就任予定議員」たちの名前を思い浮かべながら思った。 どこかで「守旧派の権化」が糸を引いている小可能性があるな、と。

追伸:つくづく思う。 政治家って、いくら頭がよくてもダメだ! 四面楚歌でも信念を貫く覚悟と突破力がないと! 時には損得を考えずに突っ込む気概と熱がないと! この人のためなら、どんなリスクがあってもやると思わせてくれないと! あーあ!!(ガッカリX10)


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