2010年7月14日:パート3

 午後2時過ぎ。 議員会館事務所で、パソコン画面に向かっている。 え? 参議院副議長の名前まで報道されたって?! もう、トホホって感じだ。(笑)

 なるほど、「参院議員会長選挙」が一度も行われないはずだ。 衆参の自民党議員全員によって行われる「総裁選挙」の立候補要件さえ「20名の推薦人」なのに、全体で84名しかいない参院自民党(規定が出来た当時は約110名)で「15名の枠」を設定しているなんて!(驚) 「選挙をやらせないようにする」ための悪知恵としか思えない!(怒)

 参議院でやっと「反転攻勢」のキッカケを掴んだ。 有望な新人議員も当選し、発信力のある女性議員トリオも復活し、尊敬する先輩議員(元衆院議員)も戻って来る。 これから参院自民党の存在感を発揮していこうという時に、最初から「不透明な談合人事」になったとしたら最悪だ。

 ましてや、9月には民主党の代表選挙が行われる。 こちらは「不透明な話し合い」で決着する可能性がある。 参院自民党議員会長選挙は、自民党が(民主党とは違う)「オープンな政党」であることをアピールする絶好のチャンスになる。

 ハードルは高いが、あきらめない! 今回の流れ(一連の報道)をおかしいと思っている「心ある議員」は、絶対にいるはずだ。 誤解のないように、改めて言っておく。 林芳正政策審議会長は、参院のリーダーとして十分な資質・資格がある。 そこに文句をつけているわけではない。 誰が議員会長になるとしても、選挙というプロセスを踏むべきだと言っているのだ。

追伸:尾辻秀久参院議員会長から「どこかで話せないか?」という連絡があった。 さっそく、午後3時30分にアポを取った。 恐らく参院議員会長選挙のことだと思うが、議員会長に呼ばれて断る理由はない。 正々堂々と会って来るつもりだ。

 以前、このブログにも書いた。 尾辻議員会長と個人的に親しいわけではないが、参院では「尊敬すべき政治家の1人」だと思っている。 清廉で、私利私欲というものが感じられない人物。 サムライのイメージだ、な。

 あ、マスコミ関係者が来た。


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