2010年6月13日:パート2

 午後10時。 東京の部屋で、パソコンを起動させた。 マスコミ各社の世論調査で、「民主党の支持率が更に上がり、自民党の支持率が更に下がる」という傾向が続いているようだ。 比例代表の投票先でも、民主党と自民党の差は広がっているらしい。 最近、地元支持者の中にも、「トップが変わったんだから、民主党単独政権でいいんじゃないか?」という人が増えて来た。 

 世論調査の数字で見る限り、状況はかなり厳しくなっている。 え? もちろん、自分の体感とも一致する。 来週あたりから、各マスコミが各選挙区の情勢調査を始める。 その結果(数字)が漏れて来ると、自民党内に「かなりの衝撃」が走るかもしれない。 

 誰が見ても「選挙目当て」の総理交代であることは明らかだ。 民主党がこれまで主張して来たこととも、完全に矛盾する。 にもかかわらず、鳩山総理&小沢幹事長のダブル辞任で、民主党の支持率がV字回復した。菅直人総理が誕生した途端、内閣支持率は、20%弱から60%以上に跳ね上がった。 この現象は、次の2つの事実を物語っている。

 ひとつは、昨年の総選挙で、鳩山政権誕生の原動力になった無党派層が「民主党への期待を捨てていなかった」ことだ。 鳩山総理のリーダーシップの欠如と小沢幹事長の政治とカネの問題に嫌気がさしていったん離れたものの、民主党支持に戻るキッカケを探していたかのように見える。 そうじゃなかったら、こんな短期間に、政党支持率が上昇するはずがない。

 2つ目の事実。 それは、コインの裏側。 国民の自民党への信頼が全く戻っていないという冷徹な現実だ。 鳩山内閣の支持率及び民主党の支持率が急落しているのに、自民党の支持率がほとんど上がらなかったこととも、合致する。 有権者の多くは、(残忍ながら)「民主党政権がどんなに稚拙でも、あの自民党にだけは戻したくない!」という思いを抱いている。 「自民党も民主党も嫌だ!」という有権者の受け皿になった「みんなの党」の支持率が急上昇したのが、何よりの証拠だ。
 
 参院選挙の投票日まで、あと1ヶ月弱。 もともと「敵失」だけで、この選挙は勝ち抜けない。 上述した「2つの事実」を深刻に受け止め、谷垣総裁が(政策でも党改革でも)「捨て身の覚悟」を示さないと、自民党は再び大敗する。 すなわち、民主党の過半数獲得を阻むことは出来ない!! この続きは「なぜ、派閥解消を訴えるのか?:その2」で。


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