2010年6月10日:パート4

 先日、自民党群馬県連の総務会長が議員会館事務所にやって来た。 自民党群馬県連は、選挙区支部長(=次の衆院選挙の候補者)の決まっていない群馬2区と3区で、候補者の公募を実施することを正式決定している。 前回の群馬県選出国会議員と県議団幹部との会議で、県議団側から、候補者選考システムに関する報告と相談があった。 自分のほうから、「候補者を選ぶプロセスに、世論調査を含む幅広い要素を取り入れたほうがいいと思う。今回の参院選挙の公認候補を決めるために、宮城県連が画期的な公募・選考システムを実施している。小野寺五典衆院議員(宮城県連会長)と約束を取るので、一度、東京に話を聴きに来てはどうか?」と提案していた。

 当初は、県連幹事長や「県連会長公選規定」の作成に関わった若手県議(高校の同級生)も、一緒に上京するはずだった。 が、委員会が長引いて、直前にキャンセル。 結局、県連総務会長と2人で、小野寺五典衆院議員に会った。 さすがは、革新的な宮城自民党県連! 党の内輪の理屈ではなく、国民全体の声に耳を傾けるという視点だ。 「サイレントマジョリティー」に照準を合わせた選考プロセスに、改めて感銘! 県連総務会長も、「ふむふむ、なるほど!」と頷きながら、熱心にメモを取っていた。

 小野寺氏と別れた後、県連総務会長と2人でしばらく話をした。 総務会長は、ひとつ年下の県議。 同じ草津町の出身(小、中学校の後輩)で、前回の知事選挙にも無所属で出馬。 当選には届かなかったものの、かなりの健闘を見せた。 その後、補欠選挙で自民党県議として復活。 先日の役員改選で、総務会長に選ばれた。 この発想の柔らかさ、世の中の流れをキャッチする感性と人脈、破天荒な行動力! やっぱり、ただものじゃない、な。(ニッコリ)

 「今回の総理交代で、世の中の雰囲気が変わった。菅直人政権の内閣支持率は、かなり高くなるだろう。恐らく、各選挙区の世論調査の数字も、10ポイント以上、変動する。群馬県も、全く油断出来ない!力を合わせて、中曽根弘文県連会長の議席を守り抜こう!」と話した。 「インターネット選挙解禁の法案は通りそうもないが、(ギリギリ出来る範囲で)ネットを使った選挙キャンペーンも、積極的にやるべきだ!」という点でも一致。 近いうちに、もう一度、作戦会議をやろうということになった。

 え? あの選挙区も、形成が逆転したらしいって?! あそこ...も?! もちろん、群馬県の情勢にも変化が現れているはずだ。 が、しかし、バタバタする必要はない! 何度も警告を発して来たように、もともと楽な選挙なんてないのだ。 候補者(中曽根弘文前外相)は、最高だもの。 どれほど天候が悪化しようと、候補者本人の政策と魅力で勝ち抜く。(キッパリ) 選挙とは、もともと、そういうものでしょう。


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