2010年6月10日:パート2
午前9時30分。 党本部から議員会館事務所に戻って来た。 午前8時からの自民党全議員懇談会で、いの一番に発言した。 「あ、また山本一太が、トップバッターか。すっかり定番だ、な!」という声も!
当たり前じゃないか! いつも一番、先に来てポールポジション(総裁に一番近い席)を確保し、かつ、常に会の最後までいるんだから!! しかも、自分はゴチャゴチャ、余分なことは言わない! 発言時間は、毎回、一番も短いもの!!(そういえば、自民党の選挙のキャッチコピーは「1番」でした。(笑)) ちなみに、谷垣総裁の最初の挨拶は、さながら選挙の決意表明! なかなか、迫力があった。 「今度の参院選挙には、政治生命を賭けて臨む!私が先頭に立つ!我々はチャレンジャーなのだ!!」
大島幹事長、石破政調会長の短い演説が終わったところで、自由討議。 最初に手を挙げて、マイクを握った。 「選挙を間近に控えて、谷垣総裁の下で団結しなければならないのは当然だ。今回の(選挙目当ての)総理交代劇は、どう見てもおかしい!引き続き、解散総選挙も求めていくべきだと思う。」 短く息をついて、こう続けた。
「が、しかし、世の中のムードがガラッと変わったのも事実。自民党にとっては、極めて厳しい状況だ。消費税や成長戦略といった政策で民主党との違いを打ち出していくことは重要だが、同時に、国民に自民党が変わったという姿を示す『党改革』も断行して欲しい!チャレンジャーは、捨て身で行動するもの。どうか、今日、この場で『旧来の派閥は解消する!』と総裁の口から宣言していただきたい!」
約1時間、出席議員から「様々な意見」が出された。 「民主党が委員会審議に応じないのは、小沢隠しならぬ、菅総理隠しだ!」「民主党が予算委員会の開会に同意しないとすると、勝負は本会議の代表質問。谷垣総裁に、しっかり頑張ってもらいたい!」「菅内閣は、まさしく左翼政権そのものだ!」「政党間の争いという視点ではなく、国民の目線で民主党に議論を働きかけるべき!景気、経済をテーマにすれば、断りにくいのではないか?」等々。 谷垣執行部への注文はあったが、批判はなかった。
最後に谷垣総裁が、もう一度、発言。 「皆さんの今日の意見は、全て活かしていきたい。いろいろあったが、最後、どうするかは、全て総裁である自分に任せて欲しい!」と。 今朝の会議をフルオープンにした進行役の柴山昌彦衆院議員の手際のいい運び。 懇談会は、午前9時ぴったりに終了した。 結局、派閥解消に対する答えはなかった。(ガックリX5)
なぜ、自分が「派閥解消」にここまでこだわるのか? その理由は次回のブログで。
追伸:それにしても、ちょっと驚いた。 第1回目の全議員懇談会では、発言した議員の7割近くが「長老支配と派閥政治」のイメージを変える必要があると力説した。 「派閥を解消すべきだ!」という意見が続出した。 あの時に比べて、自民党を取り巻く環境はずっと厳しくなっている。 というか、このままの状態(内閣、政党支持率V字回復)で突っ込めば、自民党は必ず負ける!!(キッパリ)
にもかかわらず、今日の懇談会で「党改革」に触れたのは、山本一太のみ! あの時、谷垣総裁に党改革を求めた議員たちは、なぜ、発言しなかったのだろうか? そんなことを言っても、今さら遅過ぎると思っているのだろうか? どうせ、出来っこないと考えているのだろうか? それとも、「ネクスト・ジャパン」で、ポストに就いてしまったからなのかなあ?!
直滑降レポートを応援していただける方は、blogランキングへ
山本一太オリジナル曲「素顔のエンジェル」無料配信中!
午前9時30分。 党本部から議員会館事務所に戻って来た。 午前8時からの自民党全議員懇談会で、いの一番に発言した。 「あ、また山本一太が、トップバッターか。すっかり定番だ、な!」という声も!
当たり前じゃないか! いつも一番、先に来てポールポジション(総裁に一番近い席)を確保し、かつ、常に会の最後までいるんだから!! しかも、自分はゴチャゴチャ、余分なことは言わない! 発言時間は、毎回、一番も短いもの!!(そういえば、自民党の選挙のキャッチコピーは「1番」でした。(笑)) ちなみに、谷垣総裁の最初の挨拶は、さながら選挙の決意表明! なかなか、迫力があった。 「今度の参院選挙には、政治生命を賭けて臨む!私が先頭に立つ!我々はチャレンジャーなのだ!!」
大島幹事長、石破政調会長の短い演説が終わったところで、自由討議。 最初に手を挙げて、マイクを握った。 「選挙を間近に控えて、谷垣総裁の下で団結しなければならないのは当然だ。今回の(選挙目当ての)総理交代劇は、どう見てもおかしい!引き続き、解散総選挙も求めていくべきだと思う。」 短く息をついて、こう続けた。
「が、しかし、世の中のムードがガラッと変わったのも事実。自民党にとっては、極めて厳しい状況だ。消費税や成長戦略といった政策で民主党との違いを打ち出していくことは重要だが、同時に、国民に自民党が変わったという姿を示す『党改革』も断行して欲しい!チャレンジャーは、捨て身で行動するもの。どうか、今日、この場で『旧来の派閥は解消する!』と総裁の口から宣言していただきたい!」
約1時間、出席議員から「様々な意見」が出された。 「民主党が委員会審議に応じないのは、小沢隠しならぬ、菅総理隠しだ!」「民主党が予算委員会の開会に同意しないとすると、勝負は本会議の代表質問。谷垣総裁に、しっかり頑張ってもらいたい!」「菅内閣は、まさしく左翼政権そのものだ!」「政党間の争いという視点ではなく、国民の目線で民主党に議論を働きかけるべき!景気、経済をテーマにすれば、断りにくいのではないか?」等々。 谷垣執行部への注文はあったが、批判はなかった。
最後に谷垣総裁が、もう一度、発言。 「皆さんの今日の意見は、全て活かしていきたい。いろいろあったが、最後、どうするかは、全て総裁である自分に任せて欲しい!」と。 今朝の会議をフルオープンにした進行役の柴山昌彦衆院議員の手際のいい運び。 懇談会は、午前9時ぴったりに終了した。 結局、派閥解消に対する答えはなかった。(ガックリX5)
なぜ、自分が「派閥解消」にここまでこだわるのか? その理由は次回のブログで。
追伸:それにしても、ちょっと驚いた。 第1回目の全議員懇談会では、発言した議員の7割近くが「長老支配と派閥政治」のイメージを変える必要があると力説した。 「派閥を解消すべきだ!」という意見が続出した。 あの時に比べて、自民党を取り巻く環境はずっと厳しくなっている。 というか、このままの状態(内閣、政党支持率V字回復)で突っ込めば、自民党は必ず負ける!!(キッパリ)
にもかかわらず、今日の懇談会で「党改革」に触れたのは、山本一太のみ! あの時、谷垣総裁に党改革を求めた議員たちは、なぜ、発言しなかったのだろうか? そんなことを言っても、今さら遅過ぎると思っているのだろうか? どうせ、出来っこないと考えているのだろうか? それとも、「ネクスト・ジャパン」で、ポストに就いてしまったからなのかなあ?!
直滑降レポートを応援していただける方は、blogランキングへ
山本一太オリジナル曲「素顔のエンジェル」無料配信中!