2010年6月5日

 間もなく午後4時。 「特急スーパーひたち」で上野駅に向かっている。 午後2時30分から、福島自民党県連青年部・女性部研修会で45分の講演をやった。 テーマは総理交代と今後の政局。 選挙目当てとしか思えない今回の鳩山総理の突然の辞任劇を強く批判し、鳩山政権の8ヶ月の失政を厳しく指摘し、夏の選挙を戦う岩城光英参院議員への支援を訴えた。 魂を込めて、「言霊」を放った。 会場から、何度も拍手が沸き起こった。

 昨晩は大阪に一泊。 今朝は午前8時から、読売テレビ「ウェークアップぷらす」に出演した。 スタジオに足を運んだ与野党議員は3名。 民主党の樽床伸二衆院議員、辻元清美衆院議員、そして山本一太。 東京のスタジオからは、中継で玄葉光一郎衆院議員、蓮舫参院議員が交代で登場した。 加えて、レギュラーコメンテーターの面々。

 議論に参加した人数が多かったのと、テーマが多すぎたために、司会の辛坊治郎氏も、かなり苦労していた。 指名されるまで、出来るだけ「割り込み発言」をしないように気をつけた。 発言の回数は限られていたが、言いたいことの7割くらいは言えたと思う。 隣に座っていた辻元清美衆院議員と何度か議論になる場面も。 なるほど、辻元氏は、発想が柔軟だ。 福島瑞穂党首(あれはあれで1つのスタイルだと思うが)とは、明らかに違う。

 スタジオのやり取りで話題になったのは、やはり小沢一郎前幹事長の同行。 菅政権の2つの枢要ポストは、官房長官と党の幹事長。 仙谷由人官房長官は内定したようだが、枝野幸男幹事長の人事には「待った」がかかったようだ。 枝野幹事長がすんなりと決まらないこと自体、新政権が「小沢一郎氏の影響力を排除出来ない」ことを示している。 菅首相が、この2人を起用したい意向であることは、明白(?)なのに!(ガクッ)

 番組の中で、小沢一郎氏の地元向けのビデオレターが紹介された。 幹事長辞任直後に作ったようだ。 「(代表選挙の行われる)9月には、自分が先頭に立つ!」と断言している。 このVTRが、あちこちのテレビ局で流れるといいのに! それだけで、新しい民主党内閣の支持率を押し下げてくれるはずだ。(苦笑)

 「ウェークアップぷらす」のコーナーが終了したのは、午前9時20分。 サッとメーキャップを落とし、伊丹空港に向かった。 50人乗りの「ちびジェット機」で福島県へ。 あるんだな、大阪と福島を結ぶ航空便が!

 車内販売のカートを呼び止めて買った紅茶も飲み終わったし、座席を倒して、少し寝る。

追伸:明日は、岩手県と神奈川県で、応援演説のマイクを握る。 明日(日曜日)の某テレビ番組からの出演要請は、(岩手日程とぶつかったため)断った。 が、明後日(月曜日)のテレビ朝日「スーパーモーニング」からも、コーナー出演してくれないかって。 テーマは「組閣人事」に違いない。 よしっ! スケジュールを調整して、「言葉のバトル」に参戦する。


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