2010年5月8日

 昨日のTV番組(テレビ朝日「ワイドスクランブル」)で一緒だった下地幹郎衆院議員(国民新党・国会対策委員長)が、こう言い放った。 「鳩山総理は、普天間基地問題を5月末までに決着させる!米国政府の合意も取る!この問題が5月以降に先送りされたら、米国議会がグアム移転の予算を認めない。大変なことになる!」 さらに、「辺野古沖の浅瀬杭打ち案には反対だ!」とも明言した。

 下地さん、大丈夫なんですね?! 仮にも連立与党を形成する国民新党の幹部であり、沖縄問題のスペシャリスト(?)である政治家の言葉だ。 この約束、忘れませんよ!!

 普天間基地移設問題、対北朝鮮外交、派閥を離脱した本当の理由、先日の「朝まで生テレビ」のこと、党改革のこと、参院選挙の展望、地元群馬県での国会議員団と県議団との関係、参院選挙後の政局、政策秘書の人選等々、書きたいことがあり過ぎて、どこから手をつけていいか分からない!(ふう) 日程の合間に、少しずつ発信する。 

追伸:
1.ちっちゃい話ではあるが、夏の参議院選挙が終わると、参院自民党にも「政局の季節」がやって来る。 青木幹雄参院議員会長時代に「1年から3年に延長された」参院自民党議員会長の任期が切れるのだ。 参院自民党の規定によると、「10人以上の推薦人」を集める候補者がいれば、議員会長を選出するための選挙が行われることになっている。 

 現在の参院自民党執行部に対する不満は、かなり高まっている。 問題は、「選挙が強くて、派閥の長老に動かされず、かつ衆議院側と渡り合える戦闘力を持った幹事長候補」が見当たらないことだ。(ため息) え? 誰もが納得出来る(=確実に10人を集められる)「議員会長候補」は存在する! 人格も見識も申し分ない川口順子前外相(スゴく尊敬している)とか、外務大臣と文部科学大臣を歴任した同郷の中曽根弘文参院議員とか...。

 これでも、15年も参議院にいる政治家だ。 この話が、どんな流れで進んでいくのかは、手に取るように分かる。 「既得権益を持つ政治家」が、あらゆる手練手管(派閥の後押しとか、敵対勢力を懐柔するとかいった作戦)を駆使して、のしあがろうと画策するのだ。(ムカX10)

 さて、放置すれば必ずそうなっていくこの「不愉快なシナリオ」を阻むために、山本一太の「ネット戦闘力」(ブログ+ツィッター)は、何らかのインパクトを生み出せるだろうか?! 自分の発信力が試される場面だ。 それまでには、戦う態勢(ブログの月間アクセス100万+ツィッターのフォロワー10万)を整えておかないと!!

2.昨日の「ワイドスクランブル」は、なかなか面白かった。 コーナーが始まる30分ほど前に、テレビ朝日に到着。 さっとメイクを済ませ、若い女性ディレクターから中身の説明を聞いた。 「あの、山本さん!必要だと思ったら、どんどん突っ込んでください!」「分かりました。やらせてもらいます!」 

 10分前くらいに、下地幹郎・国民新党国対委員長が、テレ朝の番記者(?)や番組スタッフを引き連れて入って来た。 番組サイドも、かなり気を遣っている様子だった。 それもそのはず。 沖縄選出の下地幹郎氏は、普天間基地問題で精力的に動き回っている。 発言が注目されるのは当然だ。

 スタジオでは、並んで座った。 番組中は、鳩山総理を庇う下地幹郎氏に、かなり突っかかった。 言い合いになる場面もあった。 終わった後は、話をしながら一緒にエレベーターに乗った。 下地氏は1階、自分はハイヤーの待つ地下2階で降りた。 

 地下の玄関から出た車はいつものように、通路を上がってテレビ朝日の正面を通過した。 入り口近くのロビーで、下地国対委員長がカメラやペンに囲まれている姿が見えた。 改めて思った。 「なるほど、これが与党になるってことなんだ、な!」と。

 正直言って、下地幹郎氏の発言には、「え?本当かなあ?!」と思うことが多い。 でも、あの明るさは、嫌いじゃない、な。 厳しくやり合った後でも、「ハハハ」と笑っていたもの。 


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