2010年4月12日:パート2

 最新の世論調査で、鳩山内閣の支持率が、初めて30%を下回った。 「山本セオリー」によると、内閣支持率が「30-60%」の範囲内なら、国政選挙の結果には、大して影響しない! 政権の支持率が7割になるか、逆に3割を切った時点で、初めて有権者の行動に大きな変化が生まれる。

 加えて、総理が約束した「普天間基地移設問題」の5月までの決着は、どう考えても難しい! 普天間問題が先送りにされた場合、鳩山内閣へのダメージは計り知れない。 支持率が20%を下回る可能性さえある。

 焦った鳩山内閣の頼みの綱は、政権発足当初にブームを巻き起こした「事業仕分け」だ。 省庁ごとの仕分けを実施したり、1年生議員に提言を出させてみたり...。 民主党は「2度目の事業仕分け」に、メディア(世間)の注目を集めようと、躍起になっている。 選挙までの3ヶ月間、必死になって「ドラマ」を作ろうとするに違いない! が、しかし、国民は「民主党政権の正体」を見破ってしまった。

 そりゃあ、そうだ。 鳴り物入りで始まった「事業仕分け」の無駄削減は、見かけ倒しだった。 マニフェストの財源を生み出せないことが、ハッキリした。 同じトリックは、2度と通用しないと思う。

 国民の皆さん! 「見かけ倒しの事業仕分け」(=マスコミ向けのパフォーマンス)には、けっして騙されないでください!! あ、お湯が沸いた。


直滑降レポートを応援していただける方は、blogランキングへ

山本一太オリジナル曲「素顔のエンジェル」無料配信中!