2010年3月5日

 午前11時40分。 30分前に飛び立った飛行機の機内で、パソコンを起動させた。 ワシントンDCまでの飛行時間は、約12時間。(ふう) いや、頭の中で、「大して長くない」というイメージを作らないと。 新聞を読んで、ブログを書いて、読書をして、映画を見て、食事をして、少し寝れば、あっという間に到着する!(笑)

 今朝の朝刊各紙は、1面の記事で、「普天間移設問題に関して、鳩山総理が『月内に政府案をまとめる意向を表明した』」と報じている。 報道によれば、平野官房長官が、ルース駐日米国大使と会談したとのこと。 「期間は区切ったものの、実は何の根回しも進んでいない」という、お決まりのパターン(鳩山内閣の「行きあたりばったり外交」)に陥っている匂いがする。(ため息)

 政治面には、「自民党の中堅議員が執行部に注文!」みたいな記事。 3月3、4日と、谷垣総裁と大島幹事長が、党所属衆院議員と当選回数別に懇談した。 河野太郎氏、平沢勝栄氏、小泉進次郎氏等の発言が紹介されていた。 あのう、党所属国会議員って、衆議院議員だけじゃないんですけど! ましてや、夏の参院選挙に向けての取り組み等を話し合うことが主目的だったとすれば、現職参院議員の意見を聴かないのは、スゴくおかしい! いや、むしろ、総裁と幹事長との意見交換は、選挙を戦う当事者である「参院議員との懇談」から始めるべきではないか! 

 これって、まさに参院軽視! バカにされているとしか、言いようがない!! 背景には、「参院選挙はオレたち衆議院議員がやる!参院議員なんて組織もないし、独力で選挙を戦う気概もない!」という衆議院議員の共通認識(=ほぼ事実)がある。 まあ、そう思われても、しょうがないか! 今の参院自民党幹部に、「本当に選挙の強い政治家」(=勝つための選挙戦略を描ける議員)は、1人もいないのだから!(ガクッX5)

 自分が、以前のように「総務会のメンバー」だったら、(この話を聞きつけた瞬間に)、総務会の席で、谷垣総裁と大島幹事長に要望したはずだ。 「参院とも、ちゃんと意見交換をやってください!」と。 こうした動きに全く反応しない参院自民党執行部の感覚の鈍さ、戦闘力の欠如には、唖然とするしかない!(怒)

 地方政界の雄、学識経験者、元事務次官、各界の著名人等々。 参院自民党には、「多士済々の人材」が集まっているはずなのに! どうして、皆、こんなに大人しいんだろう?! 同僚議員の9割は、「草食系」に見えてしまう。 もちろん、1期生の中には「ガッツのある肉食系」もいないわけではない。 が、事前に「実力者」の許可を取ったり、頭をなぜられながら(ご褒美をもらいながら)こぶしを振り上げるフリをしても、全く迫力がない!!(ガッカリ)

 あ、客室乗務員が、笑顔で近づいて来た。 ええと、この流れだと、食事は「洋食」(肉)にするしかない!(笑) やっぱり、政治家は「肉食系」じゃないと!(断言) ちなみに、いつもは「和食」です。 おっとと。 飛行機が揺れて、書きにくい。 続きは、気流が安定した後で。


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