2010年3月2日:パート3
昨日、北海道教職員組合の幹部4人が、逮捕された。 明日の参院予算委員会での義家弘介参院議員の質問は、極めてタイムリーなものになった。 自らの足で集めた情報を基に、今回の違法献金問題を、しっかりと追求してもらいたい!
さて、舛添要一氏が、今回の「TV中継入り質問」から外された件について、なぜ、自分が腹を立てているのか? その理由を話したい。 まず第1に、この質問者の人選が、予算委員会の筆頭理事である舛添氏(現場の責任者)を外した場所で決まったことだ。
TV中継が入った審議の場合、誰を質疑に立てるのかは、最終的に国会対策委員会と幹事長室が決める。 が、当該委員会の筆頭理事に相談がないなんて、通常では考えられない! 誰の指示かは分からないが、こんな「子どもの苛め」(嫌がらせ)みたいなことを、同じ党内でやらなくてもいいではないか!(怒)
噂によると、参院自民党幹部の1人は、「参院予算委員会の質問は、参院政策審議会長がやるのが通例だから!」みたいなことを言ったらしい。 自分が知る限り、そんな慣習はない。(笑) むしろ、筆頭理事がTV中継の質問に登場しないことのほうが、異例だ。 「00の理由で、質問には立たせられない!」とハッキリ言えばいいのに! スゴく、陰険だ。
第2に、今回の舛添要一氏に対する参院自民党執行部(?)の対応は、恐らく、先日立ち上がった「経済戦略勉強会」と関係がある。 関係者の話によると、参院幹部の1人が、えらくご立腹だったらしい。(笑) 仮に、舛添氏の降板とこの勉強会が関係しているとすれば、あまりに偏狭だ。 「改革路線を後退させない」ための勉強会を作っただけで、反執行部であるかのように決めつける。 どうも、そこらへんに「誰かの力」が働いているような気がして仕方がない。
「舛添氏を排除したこと」に不快感を持つ第3の理由は、この決定が、例によって「インナーポリティクス」(参院自民党内の事情)でなされていることだ。 そこには、誰をTV質問に立てたら、最も国民にアピールするか?! どの政治家の発信が、4ヶ月後の参院選挙にプラスの結果をもたらすか?! そうした「戦略的視点」というものが、全く感じられない。 諸悪の根源は、「参院には参院の事情がある!参院の人事は参院が決める!」(いわゆる「参院枠」)という時代遅れの慣習だ。(怒X2)
実力者の意向と、派閥均衡・年功序列の原則に基づくこの「参院枠」なるもの(実力主義を阻む最悪のルール)が、いかに自民党に不利益を及ぼして来たか?! 次回のブログで、明らかにしたい。
追伸:昨日、外国人特派員協会での舛添要一氏の発言を、改めてチェックしてみた。 舛添氏は、「党や総裁の支持率が低下している。(このままだと)党内で谷垣総裁を降ろす動きに繋がるかもしれない」という意味のことを言っている。 これは、政治家としての予想(分析)だ。
「党が私たちの政策と違うなら、一緒には出来ない」というセリフは、「今の民主党の経済政策では、日本に未来はない!改革推進・成長重視路線を進めないと、日本は潰れてしまう!」という危機感の現れだろう。 「それだけに、何としてもその政策を自民党の主流にしなければならない!」という覚悟を示したのだと解釈した。 十分、許容範囲でしょう。
ただし、これから国会審議を通じて、民主党政権と厳しく対峙していかねばならない。 4ヶ月後には、参院選挙もある。 ここは正念場の戦いになる。 「自民党の代表」として最もインパクトがあるから、多くの同僚議員が「TV中継入り審議のトップバッターに立って欲しい!」と思っているのだ。 この際、舛添氏にも、ひとこと申し上げておきたい。 舛添さん! スゴく影響力があるんですから。 発言は、もう少し慎重にやってください!!
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昨日、北海道教職員組合の幹部4人が、逮捕された。 明日の参院予算委員会での義家弘介参院議員の質問は、極めてタイムリーなものになった。 自らの足で集めた情報を基に、今回の違法献金問題を、しっかりと追求してもらいたい!
さて、舛添要一氏が、今回の「TV中継入り質問」から外された件について、なぜ、自分が腹を立てているのか? その理由を話したい。 まず第1に、この質問者の人選が、予算委員会の筆頭理事である舛添氏(現場の責任者)を外した場所で決まったことだ。
TV中継が入った審議の場合、誰を質疑に立てるのかは、最終的に国会対策委員会と幹事長室が決める。 が、当該委員会の筆頭理事に相談がないなんて、通常では考えられない! 誰の指示かは分からないが、こんな「子どもの苛め」(嫌がらせ)みたいなことを、同じ党内でやらなくてもいいではないか!(怒)
噂によると、参院自民党幹部の1人は、「参院予算委員会の質問は、参院政策審議会長がやるのが通例だから!」みたいなことを言ったらしい。 自分が知る限り、そんな慣習はない。(笑) むしろ、筆頭理事がTV中継の質問に登場しないことのほうが、異例だ。 「00の理由で、質問には立たせられない!」とハッキリ言えばいいのに! スゴく、陰険だ。
第2に、今回の舛添要一氏に対する参院自民党執行部(?)の対応は、恐らく、先日立ち上がった「経済戦略勉強会」と関係がある。 関係者の話によると、参院幹部の1人が、えらくご立腹だったらしい。(笑) 仮に、舛添氏の降板とこの勉強会が関係しているとすれば、あまりに偏狭だ。 「改革路線を後退させない」ための勉強会を作っただけで、反執行部であるかのように決めつける。 どうも、そこらへんに「誰かの力」が働いているような気がして仕方がない。
「舛添氏を排除したこと」に不快感を持つ第3の理由は、この決定が、例によって「インナーポリティクス」(参院自民党内の事情)でなされていることだ。 そこには、誰をTV質問に立てたら、最も国民にアピールするか?! どの政治家の発信が、4ヶ月後の参院選挙にプラスの結果をもたらすか?! そうした「戦略的視点」というものが、全く感じられない。 諸悪の根源は、「参院には参院の事情がある!参院の人事は参院が決める!」(いわゆる「参院枠」)という時代遅れの慣習だ。(怒X2)
実力者の意向と、派閥均衡・年功序列の原則に基づくこの「参院枠」なるもの(実力主義を阻む最悪のルール)が、いかに自民党に不利益を及ぼして来たか?! 次回のブログで、明らかにしたい。
追伸:昨日、外国人特派員協会での舛添要一氏の発言を、改めてチェックしてみた。 舛添氏は、「党や総裁の支持率が低下している。(このままだと)党内で谷垣総裁を降ろす動きに繋がるかもしれない」という意味のことを言っている。 これは、政治家としての予想(分析)だ。
「党が私たちの政策と違うなら、一緒には出来ない」というセリフは、「今の民主党の経済政策では、日本に未来はない!改革推進・成長重視路線を進めないと、日本は潰れてしまう!」という危機感の現れだろう。 「それだけに、何としてもその政策を自民党の主流にしなければならない!」という覚悟を示したのだと解釈した。 十分、許容範囲でしょう。
ただし、これから国会審議を通じて、民主党政権と厳しく対峙していかねばならない。 4ヶ月後には、参院選挙もある。 ここは正念場の戦いになる。 「自民党の代表」として最もインパクトがあるから、多くの同僚議員が「TV中継入り審議のトップバッターに立って欲しい!」と思っているのだ。 この際、舛添氏にも、ひとこと申し上げておきたい。 舛添さん! スゴく影響力があるんですから。 発言は、もう少し慎重にやってください!!
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