2010年2月20日:パート6

 マスコミ報道によると、民主党が、参院島根地方区に、地元「山陰中央テレビ」でアナウンサーを務めていた岩田浩岳(ひろたか)氏の擁立を決めた。 岩田氏は34歳。 かなりのイケメンだ。 ツィッター(つぶやきブログ)上にも、「地元(島根県)を離れている自分さえ、顔を見て、ああこの人かと分かった!」というコメントが載せられていた。 地元では、かなりの知名度があるようだ。

 この岩田浩岳氏。 どう考えても、参院自民党の最高実力者である「青木幹雄氏」を狙い撃ちにした「小沢幹事長の隠し球」だ。 青木幹雄氏は(選挙の時点で)76歳。 当選すると、任期中に80歳を超える。 岩田氏は、1期6年を勤め上げたとしても、40歳! 直感的に言って、これは「苦戦する」と思う。 民主党候補の陣営は、必ず「80歳の参院議員は本当に必要なのか?」みたいなネガティブキャンペーンを仕掛けて来るだろう。(ため息)

 島根県は、一気に次回の参院選挙の「最大注目選挙区」に浮上した。 メディアが、この「34歳vs76歳」の対決を大きく取り上げることは、100%、間違いない! 2年半前の選挙では、厚い保守地盤(強固な自民党組織)に支えられた現職の影山俊太郎氏が破れている。(影山さんを失ったのは痛かった!(ガクッ)) 問題は、島根県の無党派層が「世代交代のメッセージ」に反応するかどうか、だ。 無党派が本気で動いたら、いかに強力な組織でも対抗出来ない。 いや、「なす術がない!」という表現のほうが正確だ。

 あ、お湯が沸いた。 熱いほうじ茶をもう一杯、飲もうっと。


直滑降レポートを応援していただける方は、blogランキングへ

山本一太オリジナル曲「素顔のエンジェル」無料配信中!