2010年2月18日:パート2

衆議院議員、選挙力ランキング:その2

 個々の議員の選挙の強さを示す指標は、「得票数」ではなく「得票率」だ。 昨年の衆院選挙における「民主党・得票率ベスト5」は次のようになっている。

1.玄葉光一郎氏(福島3区) 73、8%
2.岡田克也氏(三重3区)  72、2%
3.大島敦氏(埼玉6区)   67、6%
4.黄川田徹氏(岩手3区)  67、0%
5.古川元久氏(愛知2区)  66、6%

  玄葉光一郎氏と岡田克也氏は、与野党全体でも、1位と2位にランクされている。 ちなみに、自民党の「自民党・得票率ベスト5は以下のとおり。

1.小渕優子氏(群馬5区)  71、0%
2.古川禎久氏(宮崎3区)  67、4%
3.安倍晋三氏(山口4区)  64、3%
4.小野寺五典氏(宮城6区) 63、7%
5.麻生太郎氏(福岡8区)  62、2%

 群馬5区の小渕優子氏が、与野党全体のランキングで3位につけているのはスゴい! というか、逆風をはねのけてのこの得票率を叩き出したこの5人の政治家は、本当に選挙が強い!! ただし、小渕、古川、小野寺の3氏の相手は、社民党の候補者だった。 総合的に考えると、自民党最強の候補者は「民主党の対抗馬を全く寄せ付けなかった」安倍晋三元総理だと思う。

 この続きは「衆議院議員、選挙力ランキング:その3」で。


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