2010年2月16日:パート4

 先月の2009年度・第2次補正予算案の審議では、山本一太と世耕弘成参院議員が、自民党を代表して「総括質問」に立った。 TV中継は入っていなかったものの、総理を含む全閣僚出席の委員会だった。 2人の質問の場面は、夜のニュースや、翌朝のワイドショー等でも、取り上げられたと聞いた。

 なぜ、参院自民党の「パブリック・エネミーNo.1(笑)」と見なされている「YSコンビ」(山本・世耕)に質問の機会が回って来たのか? それは、予算委員会の理事である1期生の西田昌司参院議員が、「あの2人の先輩議員を質問に立てないのはナンセンス!参院自民党として、もっと活用するべきだ!」と、(頼んでもいないのに)舛添要一筆頭理事に直訴してくれたからだ。

 他人がやったことまで、「自分がやってやった」みたいに恩を売る政治家の多い永田町。 ましてや、「他の政治家に質問をやらせたほうがいい!」などと進言する議員は(特に、チマチマした参院には)、ほとんど見当たらない! それだけに、今回の西田氏の行動は嬉しかった。(ニッコリ) 構造改革や経済政策に関する考え方は全く違う「ひとつ年下の西田氏」だが、ネアカで、裏表のない、実にチャーミングな人物。 西やん、ありがとう! お礼と予算委員会の慰労も兼ねて、(世耕氏と相談して)西田氏のために一席、設けることにした。

 今日の午後、この「質問騒動」に関して、チラッとこんな噂が耳に入って来た。 西田昌司氏に言われて、舛添筆頭理事が「山本・世耕」を質問に立たせると執行部に報告したところ、参院自民党の議員会長と幹事長が、「あの2人はダメだ!」と反対したらしい。 最後は「現場の判断」と舛添氏が押し切ったとのことだったが、この話は本当だろうか?!

 いや、これは単なる噂だ。 というか、ウソに決まっている!(笑) まさか、参院自民党のNo.1とNo.2が、こんな「子供じみた意地悪」(=嫌がらせ)をするわけがない!(キッパリ) 「どこかの偉い方々から、プレッシャーがかかっているのでは?」などという憶測もあったが、それも間違いだろう。 だいいち、こんな「事実と異なる情報」を流すなんて、この2人の幹部に失礼だと思う。

 なるほど、政界にいると、様々な「流言飛語」が飛び交うものだ。(笑X3)


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