2010年2月16日:パート3

 4ヶ月後の参院選挙に向けて、「みんなの党」が候補者発掘作業を本格化させているらしい。 「政党支持率」はアップダウンを繰り返しているものの、相変わらず、「自民党には嫌気がさしたが、民主党には行きたくない層」の受け皿になっている感じだ。 今後の展開によっては、参院選挙後に「キャスティングボードを握る」可能性も残っている。

 本日の午前中、その「みんなの党」の共同代表である「浅尾慶一郎衆院議員」と電話で話をした。 近く、2人の名前で「日本型首相公選制度の提言」を発表する予定の浅尾氏とは、(党は違っても)親しい間柄だ。 会話の中で、浅尾氏の地元である神奈川県葉山町と、自分が生まれた群馬県草津町(=草津温泉)が「姉妹都市」であることを思い出した。(ニッコリ) 政治情勢や今後の政局に関しても、意見を交換した。 浅尾氏の言葉から、次のことを確信した。 

 「国民新党とみんなの党は違う!みんなの党が、(国民新党のように)自民党で公認されなかった70歳以上の前国会議員に出馬を要請する可能性はゼロ!すわなち、公認候補として擁立するなどということは、あり得ない!」と。 

 理由は、極めてシンプル。 「みんなの党」に期待が集まっているのは、党の中心メンバーである渡辺喜美氏や浅尾慶一郎氏、山内康一氏等に、「クリーンな若手改革派」というイメージがあるからだ。 逆に言うと、そこが「みんなの党」の最大のセールスポイントだろう。

 仮に「みんなの党」が、候補者の数を揃えるために、「いかにも自民党の族議員」みたいなタイプの、選挙区で落選した前職(ましてや、自民党に公認を断られた人物)をリクルートして公認したら、それだけで「党のイメージ」(=党の魅力=集票力)はガタ落ちになる! 渡辺氏と浅尾氏が、そんな自滅的行為に走るわけがない!(キッパリ)

 「みんなの党」は、「この党の比例候補になれば、5、6万票で当選出来るかもしれない!」みたいな思惑で近づいて来る「ベテラン落選組」には見向きもしないと思う。 「彼ら」が探しているのは、「フレッシュな人材」なのだ。 若くて、新しいイメージの候補者がズラリと顔を揃えた時、「みんなの党」は、初めて「台風の目」になるのではないか?!

 
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