2010年2月12日

 2月10日の朝に党本部で行われた「自民党県連・参院選挙対策会議」の終了後、会議室に残った4、5名の県議と立ち話をした。 県会議長までやった某ベテラン県議に叱られた。

 「だってさあ、一太さん!自民党本部は比例区70歳定年制の例外として、前回の選挙(東京地方区)で落選した前参院議員を公認したじゃないか!そうやって、一度決めたことを守らないから、あ、それならうちもって思っちゃうんだよ!」 全くそのとおりだと思いながら、「いや、申し訳ありません!仲間と記者会見してまで反対したんですが、力不足で止められませんでした!」と答えた。 

 「だいたい、参院比例区だけに定年ルールというのも、おかしな話だ。選挙区(地方区)でも、70歳までにしたらいい!76歳までやれば、十分じゃないか!」とも突っ込まれた。

 参院比例区擁立問題では意見が分かれたが、このベテラン県議、「1本筋の通った人物」だ。 必要だと思えば、言い難いことも、歯に衣を着せずにビシッと言う。 立ち話の中で、こんなやり取りもあった。 「選挙区のほうは、何とかするからさあ。いっそのこと、一太さんが、参院比例区に回ってくれないかなあ。山本一太なら、絶対、当選出来る!」「いや、勘弁してください!(笑)私に全国的な知名度なんてありません!比例区じゃあ、とても勝てませんよ!それに、前回も地方区で勝ち抜いて議席を持ってます。私の選挙は、3年半後ですから!」

 2人の応酬を笑いながら聞いていた3、4人の県議を前に、改めてこう言った。 「とにかく、次の参院選挙(群馬地方区)は、ギリギリの接戦になる可能性が高い。強力な県議団には、比例区より、選挙区に力を傾注
してもらいたいんです!」

追伸:「小選挙区支部長」が空席になっている2区と3区の候補者擁立に関しても、意見が交わされた。 が、支部長を早急に決めることに「強い反対意見」が出された。(???) え? 「公募」にも後ろ向き?!

 会議の雰囲気から考えて、自民党が議席を失った2区、3区の候補者決定は、参院選挙の後まで「先送り」になる公算が高い!(ため息) なんという停滞! なんという感覚の鈍さ!(唖然) まさか、内々の話し合いで「勝てない候補者」(=無党派層にアピールしない候補者)を立てるなんて流れには、ならないでしょうね?!
 

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